スバル:EK23型エンジン

ここではSUBARUのサンバートライ(SAMBAR TRY, SoundSpesial)のデータを参考にEK23型エンジンを見ていきます。この他のエンジンについてはスバル製エンジンのまとめページをご覧ください。

EK23型エンジンの諸元
メーカー SUBARU
車名&グレード SAMBAR TRY, SoundSpesial
エンジン型式 EK23
種類 直列2気筒SOHC 6V
排気量 544cc
ボア(内径) 76.0mm
ストローク(行程) 60.0mm
ボアストローク比 0.79
圧縮比 9.0
吸気方式 NA
使用燃料 レギュラー
最高出力 34ps(25kW)/6000rpm
最大トルク 4.4kgm(43.1Nm)/4500rpm
リッター馬力 62.5ps/L
リッタートルク 8.1kgm/L

まず基本的な成り立ちとして、EK23型エンジンはボア(内径)76.0mm、ストローク(行程)60.0mm、ボアストローク比0.79のショートストローク型エンジンです。
(※ボアストローク比はストロークをボアで割った数値)

排気量と気筒数が同一の場合、一般的にはショートストローク型はロングストローク型に比べて低回転域でのトルク特性に劣り、扱いにくいエンジンとされるものの、高回転域では充填効率の向上や摺動抵抗の増大も(ロングストローク型に比べれば)軽微なことから出力の向上が見込まれます。また同じ回転数でも平均ピストンスピードが抑えられることから、その分エンジンへの負荷は低減される傾向にあります。

圧縮比9.0、排気量544cc、レギュラーガソリン仕様のNAエンジンは最高出力34ps(25kW)/6000rpm、最大トルク4.4kgm(43.1Nm)/4500rpmを発生します。 EK23型エンジンの最高出力と最大トルクを排気量1Lあたりで換算すると馬力は62.5ps/L、トルクは8.1kgm/Lになります。仮にリッター換算馬力が100馬力以上のエンジンを”かなりの高出力”、80馬力以上100馬力未満を”高出力”、60馬力以上80馬力未満を”標準的な出力”、60馬力未満を”控えめな出力”のエンジンとしたとき、排気量1Lあたりの馬力が62.5ps/LのEK23型は ”標準的な出力”のエンジンにカテゴライズされます。

回転数/分 秒速 時速
2000rpm 4.0m/s 14.4km/h
4000rpm 8.0m/s 28.8km/h
6000rpm 12.0m/s 43.2km/h
8000rpm 16.0m/s 57.6km/h
10000rpm 20.0m/s 72.0km/h

続きまして平均ピストンスピードについて見てみます。このエンジンが最高出力34馬力を6000回転で発生しているときの平均ピストンスピードは12.0m/sとなり、これは1秒間に12.0メートル(時速にすると43.2km/h)の距離を進む速さでピストンが上下運動していますよ、という意味です。

参考までにストロークが60.0mmのEK23型エンジンを10000回転/毎分まで回したときのピストンスピードの変化を計算してみました。これを見ると回転数が2000回転高くなるごとに概ね4.00m/sずつ速度が増していくようです。 一般的なガソリンエンジンの目安が20.0m/sあたりとすると、(回るか回らないかは別として)10000回転くらいが良い感じの回転数になるのではないかと思います。

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