マーキュリー クーガーの性能まとめ [1ZWCLC型|2.5L/170PS|FF/4AT|2000年]


画像はマーキュリーより引用
http://www.mercuryvehicles.com/
投稿:2013/01/07|更新:2019/09/26

マーキュリーの2ドア・4人乗りクーペ、GF-1ZWCLC型の初代クーガーは1999/06から生産が開始され、2002/10に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量2500cc(170PS/22.8kgm)のエンジンを搭載する[BaseGrade|2000/01モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4700mm×全幅1770mm×全高1325mm、排気量は2500ccであることから、大雑把に分類すると2.5リットルクラス(2500cc、自動車税は2.5L以下を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4700mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下|Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、いわゆるFF方式(フロントエンジン/フロントドライブ)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

1ZWCLC型 クーガー [2500cc/170PS FF/4AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー MERCURY
車名&
グレード
クーガー
BaseGrade
その他 ベースグレード
お値段 3490000円
車両型式 GF-1ZWCLC
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
4AT(4段変速・自動)
ドア数&
定員
2ドア
4人
車体寸法 長4700×幅1770×高1325mm
室内寸法 長1770×幅1275×高1100mm
軸距&
輪距
2702mm
前1505mm/後1490mm
タイヤ 前輪:215/50R16
後輪:215/50R16
ブレーキ 前:ディスク
後:ディスク
車両重量 1430kg
エンジン諸元
原動機型式 不明
気筒配列 V型6気筒
排気量2500cc
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 170PS[125kW]/6250rpm
最大トルク 22.8kgm[224Nm]/4250rpm
使用燃料 レギュラーガソリン

V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。
V型6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(51700円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(18900円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額6000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、4年4万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2000/01モデルのクーガーを21年落ちの中古で38.4万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    クーガーの2000/01モデルの場合、2021年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である34.9万円に諸経費として3.5万円を足した38.4万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

2000年式を21年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2500cc以下 13年経過で増税 51700
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 18年経過で増税 18900
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷8.6km/L×145円/L 168600円
オイル交換(5000km毎) 1回5000円×2回 10000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 1本12000円×4本÷4年 12000円
任意保険料(月額6000円) 月額6000円×12ヶ月 72000円
ローン完済後の年間維持費 347120円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額31990円×12ヶ月 383880円
ローン返済中の年間維持費 731000円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 68640円
名目 金額
自動車税(1年分) 51700
自動車重量税(1年分) 18900
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(年間1万km) 168600円
オイル交換(5000km毎) 10000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 12000円
任意保険料(月額6000円) 72000円
ローン完済後の年間維持費 347120円
名目 金額
車のローン額(1年分) 383880円
ローン返済中の年間維持費 731000円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
68640円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「2500cc以下の13年経過で増税」で税額は51700円、重量税の区分は「1.5トン以下の18年経過で増税」で税額は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 車検時には上記の目安金額68,640円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると28,927円(完済前は60,917円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。


●クーガーの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます嫌気がさして、ますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、クーガーの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 33370円
ガソリン税(暫定) 29190円
石油税 3260円
消費税(10%) 15330円
合計納税額 81150円

例として年間走行距離を10000km、燃費を8.6km/L、ガソリンを1リットルあたり145円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1162.8Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計33370円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで29190円、石油税が2.8円/Lで3260円になります。

ガソリン車の場合は本体価格75.2円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては15330円となり、これらを合計した税額は81150円、1年間に燃料代として支払う168600円のうち48.1%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で51700円、自動車重量税が年換算で18900円ですから、合計151750円がクーガーに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 51700
自動車重量税(1年分) 18900
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(3000km分) 50580円
オイル交換(年1回) 5000円
タイヤ交換(3万km/6年) 3600円
任意保険料(月額4800円) 57600円
合計
[差額]
201300円
[-145820円]
年間5000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 51700
自動車重量税(1年分) 18900
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(5000km分) 84300円
オイル交換(年1回) 5000円
タイヤ交換(3万km/6年) 6000円
任意保険料(月額5100円) 61200円
合計
[差額]
241020円
[-106100円]
年間7000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 51700
自動車重量税(1年分) 18900
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(7000km分) 118020円
オイル交換(年1回) 7000円
タイヤ交換(3万km/4.3年) 8400円
任意保険料(月額5400円) 64800円
合計
[差額]
282740円
[-64380円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料72000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて145820円安い201300円に、5000km走行では106100円安い241020円に、7000km走行では64380円安い282740円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km170円3700円4.4万円
20km340円7500円8.8万円
30km510円11200円13.3万円
50km840円18500円21.8万円
100km1690円37200円43.9万円

さて、レギュラーガソリン1リットルの燃料価格を145円、燃費を8.6km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは16.86円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は170円/日となり、20km走行なら340円/日、30km走行なら510円/日、50km走行なら840円/日、100km走行なら1690円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は11200円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は13.3万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

簡易エンジン性能曲線図
型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
4250回転時の馬力 135PS
6250回転時の馬力 170PS
各回転域でのトルク
4250回転時のトルク 22.8kgm
6250回転時のトルク 19.5kgm

まずおさらいとして、搭載しているV型6気筒、2500ccの自然吸気エンジンは6250回転時に最高出力170馬力を、4250回転時に最大トルク22.8kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4250rpmから最高出力が発生する6250rpmまで」の2000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は32.0%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ8.412kg/PS(1430kg/170PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ8.412kg/PS
車体+1人8.735kg/PS
車体+4人9.706kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg8.765kg/PS
車体+70kg8.824kg/PS
車体+80kg8.882kg/PS
車体+90kg8.941kg/PS
車体+100kg9.000kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは8.735kg/PS(1485kg/170PS)となり、数値としては0.323kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは9.706kg/PS(1650kg/170PS)となり、1.294kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

クーガーのライバル候補車たち

2000/01

クーガー
8.735kg/PS
1485kg/170PS|2.5L-NA
[車体のみPWR:8.412]
2009/10

車種詳細
エルグランド
8.646kg/PS
2075kg/240PS|3.5L-NA
[車体のみPWR:8.417]
2004/04

車種詳細
スイフト スポーツ
8.565kg/PS
985kg/115PS|1.5L-NA
[車体のみPWR:8.087]
2012/07

車種詳細
iQ
8.566kg/PS
1045kg/122PS|1.4L-SC
[車体のみPWR:8.115]
2012/11

車種詳細
アテンザ セダン
8.829kg/PS
1545kg/175PS|2.2L-TB
[車体のみPWR:8.514]
2011/02

車種詳細
ナビゲーター
8.869kg/PS
2785kg/314PS|5.5L-NA
[車体のみPWR:8.694]

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ8.735kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

8.560kg/PSから8.910kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、日産の8人乗りミニバン「E51型 エルグランド」、スズキの5人乗りハッチバック「HT81S型 スイフト スポーツ」、トヨタの4人乗りハッチバック「NGJ10型 iQ」、マツダの5人乗りセダン「GJ2FP型 アテンザ セダン」、リンカーンの8人乗りSUV「謎型 ナビゲーター」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

1ZWCLC型 クーガー [BaseGrade]とパワーウェイトレシオが近い車種|8.735kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は118.9PS/tとなっています。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.804
トルクウェイトレシオ 62.7kg/kgm
1馬力あたりのお値段 20529円
排気量1Lあたり馬力 68.00PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.12kgm/L
1気筒あたりの馬力 28.3PS
1気筒あたりのトルク 3.8kgm
パワーバンド比率 32.0%
各種ランキング
クーペのPWR
2.0~2.5LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは62.7kg/kgm(1430kg/22.8kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3490000円、最高出力が170馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は20529円、逆に1万円あたりでは0.49馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は153070円、1万円あたりでは0.07kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
2500cc以下の車編
クーペ編

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は68.00PS/L、トルクは9.12kgm/L、1気筒あたりの馬力は28.3馬力、トルクは3.8kgmとなります。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.804になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 2.48m³
1人あたりのスペース 約0.62m³
室内長/全長 37.7%
室内幅/全幅 72.0%
室内高/全高 83.0%
室内容積/車両体積 22.5%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は2.48m³です。この車の乗車定員は4人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.62m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は37.7%、同じく室内幅と全幅の比率は72.0%、同じく室内高と全高の比率は83.0%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は22.5%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.65m
期待される荷室の幅 1.18m
対角線の長さ 2.03m
期待される荷室の面積 1.95m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.65m(対角線では2.03m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 8.6km/L
燃料タンク容量 58L
航続距離(カタログ燃費) 498.8km
航続距離(80%燃費) 400.2km
満タンプライス 8410円

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので8.6km/Lを仮の燃費とすると、燃料タンクの容量が58リットルですと航続可能距離は498.8kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(7.7km/L)とすると446.6km、80%(6.9km/L)だと400.2km、70%(6.0km/L)では348.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリン58リットルの給油で8410円、上で計算した航続距離を踏まえると498.8km(80%燃費時400.2km)を走行するのに8410円かかる計算です。


純正装着タイヤの215/50R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 215/50R16 | 直径 621mm

-20mm
幅195mm
-10mm
幅205mm
変更なし
幅215mm
+10mm
幅225mm
+20mm
幅235mm
-5%
45
扁平
195/45R16
37.5km/h
直径582mm
径差-39mm
205/45R16
38.1km/h
直径591mm
径差-30mm
215/45R16
38.6km/h
直径600mm
径差-21mm
225/45R16
39.2km/h
直径609mm
径差-12mm
235/45R16
39.8km/h
直径618mm
径差-3mm
0%
50
扁平
195/50R16
38.7km/h
直径601mm
径差-20mm
205/50R16
39.4km/h
直径611mm
径差-10mm
215/50R16
40.0km/h
621mm
0mm
225/50R16
40.6km/h
直径631mm
径差+10mm
235/50R16
41.3km/h
直径641mm
径差+20mm
+5%
55
扁平
195/55R16
40.0km/h
直径621mm
径差0mm
205/55R16
40.7km/h
直径632mm
径差+11mm
215/55R16
41.4km/h
直径643mm
径差+22mm
225/55R16
42.1km/h
直径654mm
径差+33mm
235/55R16
42.8km/h
直径665mm
径差+44mm
+10%
60
扁平
195/60R16
41.2km/h
直径640mm
径差+19mm
205/60R16
42.0km/h
直径652mm
径差+31mm
215/60R16
42.8km/h
直径664mm
径差+43mm
225/60R16
43.5km/h
直径676mm
径差+55mm
235/60R16
44.3km/h
直径688mm
径差+67mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、195/50R16、195/55R16 、205/45R16、205/50R16 、215/45R16 、225/45R16 、235/45R16あたりのタイヤがおすすめです。

215/50R16のタイヤ幅を195mmから245mmまで、扁平率を35%から65%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを16インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが215/50R16のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


1ZWCLC型クーガー[2.5L-NA FF/4AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト8.412kg/ps53.24
1速ギヤ加速性能39.41
1L換算馬力68.00ps/L45.67
1L換算トルク9.12kgm/L45.00
WB/TR比1.80446.53
ワイド&ロー指数0.74959.52
前面の面積2.345m²56.73
最低地上高43.48
スポーツ性能部門の得点389.58

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費41.55
年間維持費347120円45.62
100kmh回転数42.91
航続距離24.98
車の大きさ11.023m³48.75
室内の広さ2.482m³40.66
最小回転半径39.00
馬力単価20529円50.48
ユーティリティ部門の得点333.95

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 1ZWCLC型クーガー[2.5L-NA FF/4AT] の総合得点は 723.53 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したクーガー(FF/4AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのクーペ」、「2500ccのクーペ」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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