シトロエン C5 エアクロス SUVの性能まとめ [C84AH01型|2.0L/177PS|FF/8AT|2021年] Shine BlueHDi


画像はシトロエンより引用
http://www.citroen.jp/
投稿:2021/05/29|更新:2021/07/01

シトロエンの5ドア・5人乗りSUV、3DA-C84AH01型の初代C5 エアクロス SUVは2019/05から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量1997cc(177PS/40.8kgm)のエンジンを搭載する[Shine BlueHDi|2021/04モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4500mm×全幅1850mm×全高1710mm、排気量は1997ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4500mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下|Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、いわゆるFF方式(フロントエンジン/フロントドライブ)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

C84AH01型 C5 エアクロス SUV [1997cc/177PS FF/8AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

初代C5 エアクロス SUVの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
1.6L-TB
FF/8AT
420.0万円
C845G06型
[Shine]
2021/04モデル
181PS
25.5kgm
15.0km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー CITROEN
車名&
グレード
C5 エアクロス SUV
Shine BlueHDi
その他 燃費向上
お値段 4390000円
車両型式 3DA-C84AH01
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
8AT(8段変速・自動)
ドア/定員 5ドア/5人
車体寸法 長4500×幅1850×高1710mm
軸距&
輪距
2730mm
前1580mm/後1610mm
最小半径 5.6m
最低高 190mm
タイヤ 前輪:225/55R18
後輪:225/55R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1640kg
エンジン諸元
原動機型式 不明
気筒配列 直列4気筒
排気量1997cc
圧縮比16.7
吸気方式 ターボ
最高出力 177PS[130kW]/3750rpm
最大トルク 40.8kgm[400Nm]/2000rpm
使用燃料 軽油(ディーゼル燃料)
WLTC燃費 17.1km/L(40.2mpg)
JC08燃費 19.2km/L(45.2mpg)
100km燃費 5.8L/100km

直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(36000円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(16400円/年)と自賠責保険料(12920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、4年4万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、C5 エアクロス SUVの新車を504.9万円(諸費用として65.9万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 11年未満 36000円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 12920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷17.1km/L×4円/L 2340円
オイル交換(5000km毎) 1回5500円×2回 11000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 1本18000円×4本÷4年 18000円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 162660円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額84140円×12ヶ月 1009680円
ローン返済中の年間維持費 1172340円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 61640円
名目 金額
自動車税(1年分) 36000円円
自動車重量税(1年分) 16400円
自賠責保険料(1年分) 12920円
燃料代(年間1万km) 2340円
オイル交換(5000km毎) 11000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 18000円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 162660円
名目 金額
車のローン額(1年分) 1009680円
ローン返済中の年間維持費 1172340円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
61640円
  • 初度登録から0年経過車の場合、自動車税の区分は「2000cc以下の11年未満」で税額は36000円、重量税の区分は「2.0トン以下の13年未満」で税額は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2017年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額61,640円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

今にも壊れそうな格安車から少しステップアップすると月換算で1~2万円の間、年間にすると12~24万円のクラスです。この車の場合、月単位に換算して13,555円(完済前は97,695円)になります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸れるのがこのクラスです。普通に使う分には何ら問題のないバランスの取れたクラスではないかと思います。


●C5 エアクロス SUVの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます嫌気がさして、ますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、C5 エアクロス SUVの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
軽油引取税(本則) 8770円
軽油引取税(暫定) 10000円
石油税 1640円
消費税(10%) -1490円
合計納税額 18920円

例として年間走行距離を10000km、燃費を17.1km/L、軽油を1リットルあたり4円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用する軽油の量は584.8Lですから、軽油引取税(本則)が15円/Lで合計8770円、軽油引取税(暫定)が17.1円/Lで10000円、石油税が2.8円/Lで1640円になります。

ディーゼル車の場合は軽油引取税に消費税が掛かりません(石油税には課税)ので、消費税額としては-1490円となり、これらを合計した税額は18920円、1年間に燃料代として支払う2340円のうち808.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で36000円、自動車重量税が年換算で16400円ですから、合計71320円がC5 エアクロス SUVに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 26%
自動車重量税 1年分 16400円 12%
自賠責保険料 1年分 12920円 9%
燃料代 3000km分 700円 1%
オイル交換 年1回 5500円 4%
タイヤ交換 6年毎 12000円 9%
任意保険料 80% 52800円 39%
合計
[1万kmとの差額]
136320円
-26340円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 26%
自動車重量税 1年分 16400円 12%
自賠責保険料 1年分 12920円 9%
燃料代 5000km分 1170円 1%
オイル交換 年1回 5500円 4%
タイヤ交換 6年毎 12000円 9%
任意保険料 85% 56160円 39%
合計
[1万kmとの差額]
140150円
-22510円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 25%
自動車重量税 1年分 16400円 11%
自賠責保険料 1年分 12920円 9%
燃料代 7000km分 1640円 1%
オイル交換 年1回 7700円 5%
タイヤ交換 6年毎 12000円 8%
任意保険料 90% 59400円 41%
合計
[1万kmとの差額]
146060円
-16600円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて26340円安い136320円に、5000km走行では22510円安い140150円に、7000km走行では16600円安い146060円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。燃料代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 18%
自動車重量税 1年分 16400円 8%
自賠責保険料 1年分 12920円 7%
燃料代 15000km分 3510円 2%
オイル交換 年3回 33000円 17%
タイヤ交換 2.7年毎 27000円 14%
任意保険料 100% 66000円 34%
合計
[1万kmとの差額]
194830円
+32170円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 17%
自動車重量税 1年分 16400円 8%
自賠責保険料 1年分 12920円 6%
燃料代 20000km分 4680円 2%
オイル交換 年4回 44000円 20%
タイヤ交換 2年毎 36000円 17%
任意保険料 100% 66000円 30%
合計
[1万kmとの差額]
216000円
+53340円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率を変えるとどうなるの?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(13.6km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(16.9km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(19.4km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(17.1km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費での燃料代2340円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル4円として計算。
  • []内の金額は低燃費タイヤ(エコタイヤ)装着で燃費が3%向上すると仮定した場合の燃料代。
    「差額で元が取れるかな?どうかな?」という、なかなかに絶妙なラインです。
参考:燃費が3%向上すると…?
市街地13.6km/L → 14.0km/L
郊外16.9km/L → 17.4km/L
高速道路19.4km/L → 20.0km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km2650円
[2570円]
郊外500km120円
[110円]
高速道路500km100円
[100円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
2870円
+530円
13.9km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
2780円
-90円
14.4km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が13.6km/Lでは661.8Lを消費して、燃料代は2650円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が16.9km/Lでは29.6Lを消費して、燃料代は120円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が19.4km/Lでは25.8Lを消費して、燃料代は100円になります。

このパターンでは使用した燃料量が717.2L、かかった燃料代が2870円となり、平均燃費は13.9km/L(-3.2km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+530円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行すると燃料代は2780円となり、90円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの4年間で360円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km1470円
[1430円]
郊外5000km1180円
[1150円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
2650円
+310円
15.1km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
2580円
-70円
15.5km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が13.6km/Lでは367.6Lを消費して、燃料代は1470円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が16.9km/Lでは295.9Lを消費して、燃料代は1180円になります。

このパターンでは使用した燃料量が663.5L、かかった燃料代が2650円となり、平均燃費は15.1km/L(-2.0km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+310円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では燃料代が2580円となり、1年間で70円、4年間で280円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km980円
[950円]
郊外3340km790円
[770円]
高速道路3330km690円
[670円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
2460円
+120円
16.3km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
2390円
-70円
16.8km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が13.6km/Lでは244.9Lを消費して、燃料代は980円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が16.9km/Lでは197.6Lを消費して、燃料代は790円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が19.4km/Lでは171.6Lを消費して、燃料代は690円になります。

このパターンでは使用した燃料量が614.1L、かかった燃料代が2460円となり、平均燃費は16.3km/L(-0.8km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+120円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では燃料代が2390円となり、1年間で70円、4年間で280円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km150円
[140円]
郊外9000km2130円
[2070円]
高速道路500km100円
[100円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
2380円
+40円
16.8km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
2310円
-70円
17.3km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が13.6km/Lでは36.8Lを消費して、燃料代は150円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が16.9km/Lでは532.5Lを消費して、燃料代は2130円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が19.4km/Lでは25.8Lを消費して、燃料代は100円になります。

このパターンでは使用した燃料量が595.1L、かかった燃料代が2380円となり、平均燃費は16.8km/L(-0.3km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+40円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では燃料代が2310円となり、1年間で70円、4年間で280円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(13.9km/L・15.1km/L・16.3km/L・16.8km/L)、燃料代のほうもなかなかな違い(2870円・2650円・2460円・2380円)が出てくることがわかります。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km0円0円0.0万円
20km0円0円0.0万円
30km10円200円0.3万円
50km10円200円0.3万円
100km20円400円0.5万円

さて、軽油(ディーゼル燃料)1リットルの燃料価格を4円、燃費を17.1km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは0.23円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は0円/日となり、20km走行なら0円/日、30km走行なら10円/日、50km走行なら10円/日、100km走行なら20円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は200円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は0.3万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

簡易エンジン性能曲線図
型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
2000回転時の馬力 114PS
3750回転時の馬力 177PS
各回転域でのトルク
2000回転時のトルク 40.8kgm
3750回転時のトルク 33.8kgm

まずおさらいとして、搭載している直列4気筒、1997ccのターボエンジンは3750回転時に最高出力177馬力を、2000回転時に最大トルク40.8kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2000rpmから最高出力が発生する3750rpmまで」の1750rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は46.7%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.266kg/PS(1640kg/177PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.266kg/PS
車体+1人9.576kg/PS
車体+5人10.819kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg9.605kg/PS
車体+70kg9.661kg/PS
車体+80kg9.718kg/PS
車体+90kg9.774kg/PS
車体+100kg9.831kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.576kg/PS(1695kg/177PS)となり、数値としては0.310kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは10.819kg/PS(1915kg/177PS)となり、1.553kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

C5 エアクロス SUVのライバル候補車たち

2021/04

-
C5 エアクロス SUV
9.576kg/PS
1695kg/177PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:9.266]
2017/01

車種詳細
スイフト
9.657kg/PS
985kg/102PS|1.0L-TB
[車体のみPWR:9.118]
2012/02

車種詳細
CX-5
9.571kg/PS
1675kg/175PS|2.2L-TB
[車体のみPWR:9.257]
2015/04

車種詳細
エクシーガ クロスオーバー7
9.682kg/PS
1675kg/173PS|2.5L-NA
[車体のみPWR:9.364]
2016/07

車種詳細
レヴォーグ
9.441kg/PS
1605kg/170PS|1.6L-TB
[車体のみPWR:9.118]
2017/12

車種詳細
CX-8
9.711kg/PS
1845kg/190PS|2.2L-TB
[車体のみPWR:9.421]

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.576kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

9.384kg/PSから9.768kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りハッチバック「ZC13S型 スイフト」、マツダの5人乗りSUV「KE2AW型 CX-5」、スバルの7人乗りSUV「YAM型 エクシーガ クロスオーバー7」、スバルの5人乗りワゴン「VM4型 レヴォーグ」、マツダの7人乗りSUV「KG2P型 CX-8」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

C84AH01型 C5 エアクロス SUV [Shine BlueHDi]とパワーウェイトレシオが近い車種|9.576kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は107.9PS/tとなっています。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.712
平均ピストンスピード 11.00m/s
トルクウェイトレシオ 40.2kg/kgm
1馬力あたりのお値段 24802円
排気量1Lあたり馬力 88.63PS/L
排気量1Lあたりトルク 20.43kgm/L
1気筒あたりの馬力 44.2PS
1気筒あたりのトルク 10.2kgm
パワーバンド比率 46.7%
燃費×馬力 3026.7pt
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
1.8~2.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは40.2kg/kgm(1640kg/40.8kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が4390000円、最高出力が177馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は24802円、逆に1万円あたりでは0.40馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は107598円、1万円あたりでは0.09kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
2000cc以下の車編
5人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は88.63PS/L、トルクは20.43kgm/L、1気筒あたりの馬力は44.2馬力、トルクは10.2kgmとなり、このエンジンが177馬力を3750回転で発生させているときの平均ピストンスピードは11.00m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.712になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が17.1km/L、最高出力が177PSであるこの車の獲得ポイントは3026.7ptになります。
戯れに車両重量1640kgを100kg単位にした16.4で割ってみたところ、その数値は184.55ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.57m
期待される荷室の幅 1.45m
対角線の長さ 2.14m
期待される荷室の面積 2.28m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.57m(対角線では2.14m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 17.1km/L
燃料タンク容量 52L
航続距離(カタログ燃費) 889.2km
航続距離(80%燃費) 712.4km
満タンプライス 208円
1万円でどこまで行ける? 42750.0km
車両価格/航続距離 4937円/km

WLTCモード燃費が17.1km/Lですので、燃料タンクの容量が52リットルですと航続可能距離は889.2kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(15.4km/L)とすると800.8km、80%(13.7km/L)だと712.4km、70%(12.0km/L)では624.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、軽油(ディーゼル燃料)52リットルの給油で208円、上で計算した航続距離を踏まえると889.2km(80%燃費時712.4km)を走行するのに208円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば42750.0km(往復なら片道21375.0km)、カタログ値の80%なら34200.0km(片道17100.0km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で889.2kmの距離を移動できるC84AH01型 C5 エアクロス SUV [Shine BlueHDi]という乗り物を、439.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「4937円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
WLTCモード燃費
17.1km/L
889.2km
市街地燃費
13.6km/L
707.2km
[-182.0km]
郊外燃費
16.9km/L
878.8km
[-10.4km]
高速道路燃費
19.4km/L
1008.8km
[+119.6km]

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を52Lとしたとき、市街地モード燃費13.6km/Lでの航続距離は707.2km(-182.0km)、郊外モード燃費16.9km/Lでの航続距離は878.8km(-10.4km)、高速道路モード燃費19.4km/Lでの航続距離は1008.8km(+119.6km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合3750rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした4250回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 4250rpm|タイヤサイズ 225/55R18|タイヤ直径 70.5cm|円周長 221.5cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
4250rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 5.518 16.29 -
-
35km/h 12260rpm 1886.0kgm
2速 3.183 9.40 0.577 1-2/
2450rpm
60km/h 7070rpm 1087.9kgm
3速 2.050 6.05 0.644 2-3/
2740rpm
93km/h 4560rpm 700.7kgm
4速 1.492 4.41 0.728 3-4/
3090rpm
128km/h 3320rpm 510.0kgm
5速 1.234 3.64 0.827 4-5/
3510rpm
155km/h 2740rpm 421.8kgm
6速 1.000 2.95 0.810 5-6/
3440rpm
191km/h 2220rpm 341.8kgm
7速 0.800 2.36 0.800 6-7/
3400rpm
239km/h 1780rpm 273.4kgm
8速 0.673 1.99 0.841 7-8/
3570rpm
284km/h 1500rpm 230.0kgm
Final 2.953 レシオカバレッジ(変速比幅)8.199

ギヤの繋がりイメージ
C84AH01型C5 エアクロス SUV8AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数2000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.953)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(40.8kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.953)÷タイヤの有効半径(0.3525m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は8速ギヤの284km(3750rpmでは250.8km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:3750rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

3750rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ31km/h-
2速ギヤ53km/h2160rpm
3速ギヤ82km/h2420rpm
4速ギヤ113km/h2730rpm
5速ギヤ137km/h3100rpm
6速ギヤ169km/h3040rpm
7速ギヤ211km/h3000rpm
8速ギヤ251km/h3150rpm

C84AH01型C5 エアクロス SUVに搭載された1997ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する3750rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで3750rpmまで引っ張ると31km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は3750rpmから2160rpmまで落ち、そこから3750rpmまで加速を続けると速度は53km/h(+22km/h)になります。

3速ギヤでは2420rpmまで落ちて3750rpmで82km/h(+29km/h)に、4速ギヤでは2730rpmまで落ちて3750rpmで113km/h(+31km/h)に、5速ギヤでは3100rpmまで落ちて3750rpmで137km/h(+24km/h)になります。

続いて6速ギヤでは3040rpmまで落ちて3750rpmで169km/h(+32km/h)に、7速ギヤでは3000rpmまで落ちて3750rpmで211km/h(+42km/h)に、8速ギヤでは3150rpmまで落ちて3750rpmで251km/h(+40km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが2000回転で最大トルク40.8kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば40.2kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(9.266kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1886.0kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1640kg)を1速ギヤの最大駆動力(1886.0kgm)で割ってみると0.870kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する3750回転でのトルク(33.8kgm)からTWRを算出すると1.05kg/kgmとなり、2000-3750回転の回転域では0.870-1.05kg/kgmの間で推移することがわかります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4900 7360 9810 12260 14710 17170 22070
2速 2830 4240 5660 7070 8490 9900 12730
3速 1820 2730 3640 4560 5470 6380 8200
4速 1330 1990 2650 3320 3980 4640 5970
5速 1100 1650 2190 2740 3290 3840 4940
6速 890 1330 1780 2220 2670 3110 4000
7速 710 1070 1420 1780 2130 2490 3200
8速 600 900 1200 1500 1790 2090 2690
※赤い数字は暫定レブリミット(4250rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.673)を選択して時速100kmにて走行すると1500回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは900回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1050回転、一般的な高速道路の80km/hでは1200回転、100km/hでは1500回転、制限速度が120km/hになると1790回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2690回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。

ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 16 24 33 41 49 57 65
2速 14 28 42 57 71 85 99 113
3速 22 44 66 88 110 132 154 176
4速 30 60 90 121 151 181 211 241
5速 36 73 109 146 182 219 255 292
6速 45 90 135 180 225 270 315 360
7速 56 113 169 225 281 338 394 450
8速 67 134 201 267 334 401 468 535

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(4250回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの225/55R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/55R18 | 直径 705mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
-5%
50
扁平
205/50R18
37.6km/h
直径662mm
径差-43mm
215/50R18
38.1km/h
直径672mm
径差-33mm
225/50R18
38.7km/h
直径682mm
径差-23mm
235/50R18
39.3km/h
直径692mm
径差-13mm
245/50R18
39.8km/h
直径702mm
径差-3mm
0%
55
扁平
205/55R18
38.8km/h
直径683mm
径差-22mm
215/55R18
39.4km/h
直径694mm
径差-11mm
225/55R18
40.0km/h
705mm
0mm
235/55R18
40.6km/h
直径716mm
径差+11mm
245/55R18
41.2km/h
直径727mm
径差+22mm
+5%
60
扁平
205/60R18
39.9km/h
直径703mm
径差-2mm
215/60R18
40.6km/h
直径715mm
径差+10mm
225/60R18
41.2km/h
直径727mm
径差+22mm
235/60R18
41.9km/h
直径739mm
径差+34mm
245/60R18
42.6km/h
直径751mm
径差+46mm
+10%
65
扁平
205/65R18
41.1km/h
直径724mm
径差+19mm
215/65R18
41.8km/h
直径737mm
径差+32mm
225/65R18
42.6km/h
直径750mm
径差+45mm
235/65R18
43.3km/h
直径763mm
径差+58mm
245/65R18
44.0km/h
直径776mm
径差+71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/55R18、205/60R18 、215/50R18、215/55R18 、225/50R18 、235/50R18 、245/50R18あたりのタイヤがおすすめです。

225/55R18のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、225/55R18の適応サイズと性能の変化 [C84AH01型C5 エアクロス SUV編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


C84AH01型C5 エアクロス SUV[2.0Lターボ FF/8AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト9.266kg/ps50.75
1速ギヤ加速性能0.870kg/kgm65.53
1L換算馬力88.63ps/L44.99
1L換算トルク20.43kgm/L65.98
WB/TR比1.71256.21
ワイド&ロー指数0.92446.82
前面の面積3.163m²34.53
最低地上高190mm34.45
スポーツ性能部門の得点399.26

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費17.1km/L50.89
年間維持費162660円55.47
100kmh回転数1500rpm64.01
航続距離889.2km60.75
車の大きさ14.236m³62.08
室内の広さ(仮) 2.581m³41.71
最小回転半径5.6m41.06
馬力単価24802円44.85
ユーティリティ部門の得点420.82

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した C84AH01型C5 エアクロス SUV[2.0Lターボ FF/8AT] の総合得点は 820.08 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したC84AH01型C5 エアクロス SUV(FF/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての5人乗SUV」、「2000ccの5人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

17.1

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