クライスラー グランドボイジャーの性能まとめ [GS38L型|3.8L/176PS|4WD/4AT|1999年] LX-AWD


画像はクライスラーより引用
http://www.chrysler.co.jp/
投稿:2013/01/06|更新:2019/06/05

クライスラーの5ドア・7人乗りミニバン、GS38L型の3代目グランドボイジャーは1997/04から生産が開始され、2001/06に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量3778cc(176PS/33.3kgm)のL型エンジンを搭載する[LX-AWD|1999/12モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長5085mm×全幅1950mm×全高1750mm、排気量は3778ccであることから、大雑把に分類すると3.8リットルクラス(3800cc、自動車税は4.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5085mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超|Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆるAWD方式(All Wheel Drive・Four Wheel Drive)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

GS38L型 グランドボイジャー [3778cc/176PS 4WD/4AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

3代目グランドボイジャーの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
3.3L-NA
FF/4AT
399.0万円
GS33L型
[LX]
(2000/01)
160PS
28.0kgm
7.8km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーCHRYSLER
車名&
グレード
グランドボイジャー
LX-AWD
その他
お値段4240000円
車両型式GF-GS38L
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
4AT(4段変速・自動)
ドア数&
定員
5ドア
7人
車体寸法長5085×幅1950×高1750mm
軸距&
輪距
3030mm
前1600mm/後1625mm
最小半径6.2m
タイヤ前輪:215/65R16
後輪:215/65R16
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量2020kg
エンジン諸元
原動機型式L
気筒配列V型6気筒
排気量3778cc
圧縮比9.6
吸気方式自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力176PS[129kW]/4300rpm
最大トルク33.3kgm[327Nm]/3100rpm
使用燃料レギュラーガソリン
10・15燃費6.1km/L(14.3mpg)
100km燃費16.4L/100km
L型エンジンの諸元と性能まとめ
V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。
V型6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(76400円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(31500円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額7500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1999/12モデルのグランドボイジャーを20年落ちの中古で46.6万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    グランドボイジャーの1999/12モデルの場合、2019年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である42.4万円に諸経費として4.2万円を足した46.6万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 保険スクエアbang!では最大20社より自動車保険料の比較・検討が可能です。

1999年式を20年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)4000cc以下13年経過で増税76400
自動車重量税(1年分)2.5トン以下18年経過で増税31500
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷5.2km/L×150円/L288460円
オイル交換(5000km毎)1回6500円×2回13000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本12000円×4本÷3年16000円
任意保険料(月額7500円)月額7500円×12ヶ月90000円
ローン完済後の年間維持費529280円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額38870円×12ヶ月466440円
ローン返済中の年間維持費995720円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度93840円
名目金額
自動車税(1年分)76400
自動車重量税(1年分)31500
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)288460円
オイル交換(5000km毎)13000円
タイヤ交換(3年3万km毎)16000円
任意保険料(月額7500円)90000円
ローン完済後の年間維持費529280円
名目金額
車のローン額(1年分)466440円
ローン返済中の年間維持費995720円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
93840円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「4000cc以下の13年経過で増税」で税額は76400円、重量税の区分は「2.5トン以下の18年経過で増税」で税額は31500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額7500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額93,840円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

年間の維持費が50万円を超えてくると、これはもうこの車そのものが趣味の世界です。若しくは、これだけの維持費が掛かる車を所有していることに喜びを感じ、意義を見出しているのかもしれません。

ここまで来ると月単位に換算しても44,107円(完済前は82,977円)という破格の金額になってしまうことを思えば、とてもじゃないけど新車で買って5年のローンを抱えながら乗るような車ではありません。ほとんど乗らずに盆栽としてガレージに飾っておくなら、まあ…

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)76400
自動車重量税(1年分)31500
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)86540円
オイル交換(年1回)6500円
タイヤ交換(3万km/6年)4800円
任意保険料(月額6000円)72000円
合計
[差額]
291660円
[-237620円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)76400
自動車重量税(1年分)31500
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)144230円
オイル交換(年1回)6500円
タイヤ交換(3万km/6年)8000円
任意保険料(月額6380円)76560円
合計
[差額]
357110円
[-172170円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)76400
自動車重量税(1年分)31500
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)201920円
オイル交換(年1回)9100円
タイヤ交換(3万km/4.3年)11200円
任意保険料(月額6750円)81000円
合計
[差額]
425040円
[-104240円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料90000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて237620円安い291660円に、5000km走行では172170円安い357110円に、7000km走行では104240円安い425040円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km250円5500円6.5万円
20km490円10800円12.7万円
30km740円16300円19.2万円
50km1230円27100円32.0万円
100km2460円54100円64.0万円

さて、レギュラーガソリン1リットルの燃料価格を150円、燃費を6.1km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは24.59円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は250円/日となり、20km走行なら490円/日、30km走行なら740円/日、50km走行なら1230円/日、100km走行なら2460円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は16300円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は19.2万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

L型エンジン簡易性能曲線図
L型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
3100回転時の馬力144PS
4300回転時の馬力176PS
各回転域でのトルク
3100回転時のトルク33.3kgm
4300回転時のトルク29.3kgm
L型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているL型3778cc、V型6気筒の自然吸気エンジンは4300回転時に最高出力176馬力を、3100回転時に最大トルク33.3kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3100rpmから最高出力が発生する4300rpmまで」の1200rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は27.9%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ11.48kg/PS(2020kg/176PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ11.48kg/PS
車体+1人11.79kg/PS
車体+7人13.66kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg11.82kg/PS
車体+70kg11.88kg/PS
車体+80kg11.93kg/PS
車体+90kg11.99kg/PS
車体+100kg12.05kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは11.79kg/PS(2075kg/176PS)となり、数値としては0.31kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの7人が搭乗した場合、車両重量に385kgがプラスされてパワーウェイトレシオは13.66kg/PS(2405kg/176PS)となり、2.18kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

グランドボイジャーのライバル候補車たち

11.71kg/PS
アコード ハイブリッド
2.0L/143PS|FF/CVT
11.70kg/PS
ステップワゴン スパーダ
1.5L/150PS|FF/CVT
11.88kg/PS
パッソ セッテ
1.5L/109PS|4WD/4AT
11.72kg/PS
スイフト
1.3L/90PS|FF/CVT
11.68kg/PS
ゴルフ トゥーラン
1.4L/140PS|FF/7AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ11.79kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

11.67kg/PSから11.91kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、ホンダの5人乗りセダン「CR6型 アコード ハイブリッド」、ホンダの7人乗りミニバン「RP3型 ステップワゴン スパーダ」、トヨタの7人乗りミニバン「M512E型 パッソ セッテ」、スズキの5人乗りハッチバック「ZC71S型 スイフト」、フォルクスワーゲンの7人乗りミニバン「1TCTHW型 ゴルフ トゥーラン」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

GS38L型 グランドボイジャー [LX-AWD]とパワーウェイトレシオが近い車種|11.79kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.88
平均ピストンスピード12.5m/s
トルクウェイトレシオ60.7kg/kgm
1馬力あたりのお値段24091円
排気量1Lあたり馬力46.6PS/L
排気量1Lあたりトルク8.81kgm/L
1気筒あたりの馬力29.3PS
1気筒あたりのトルク5.5kgm
パワーバンド比率27.9%
各種ランキング
7人乗りミニバン、1BOXのP/Wレシオ
3.5~4.0L以下のP/Wレシオ

トルクウェイトレシオは60.7kg/kgm(2020kg/33.3kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が4240000円、最高出力が176馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は24091円、逆に1万円あたりでは0.42馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は127327円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は46.6PS/L、トルクは8.81kgm/L、1気筒あたりの馬力は29.3馬力、トルクは5.5kgmとなり、このエンジンが176馬力を4300回転で発生させているときの平均ピストンスピードは12.5m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が87.0mmであるL型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6900回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.88になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.78m
期待される荷室の幅1.55m
対角線の長さ2.36m
期待される荷室の面積2.76m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.78m(対角線では2.36m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

多くのミニバンや1BOXは室内長の寸法が大きいことから車中泊への期待が高まりますが、2列目、3列目シートの収納がイマイチの場合は車中泊の難易度がセダンよりも跳ね上がりかねません。その場合はシートを前ではなく後に倒してのフルフラットの可否が鍵を握ります。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費6.1km/L
燃料タンク容量75L
航続距離(カタログ燃費)457.5km
航続距離(80%燃費)367.5km
満タンプライス11250円
1万円でどこまで行ける?406.7km
車両価格/航続距離9268円/km

10・15モード燃費が6.1km/Lですので、燃料タンクの容量が75リットルですと航続可能距離は457.5kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.5km/L)とすると412.5km、80%(4.9km/L)だと367.5km、70%(4.3km/L)では322.5kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリン75リットルの給油で11250円、上で計算した航続距離を踏まえると457.5km(80%燃費時367.5km)を走行するのに11250円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば406.7km(往復なら片道203.3km)、カタログ値の80%なら325.3km(片道162.7km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で457.5kmの距離を移動できるGS38L型 グランドボイジャー [LX-AWD]という乗り物を、424.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「9268円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの215/65R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 215/65R16 | 直径 686mm

-20mm
幅195mm
-10mm
幅205mm
変更なし
幅215mm
+10mm
幅225mm
+20mm
幅235mm
-5%
60
扁平
195/60R16
37.3km/h
直径640mm
径差-46mm
205/60R16
38.0km/h
直径652mm
径差-34mm
215/60R16
38.7km/h
直径664mm
径差-22mm
225/60R16
39.4km/h
直径676mm
径差-10mm
235/60R16
40.1km/h
直径688mm
径差+2mm
0%
65
扁平
195/65R16
38.5km/h
直径660mm
径差-26mm
205/65R16
39.2km/h
直径673mm
径差-13mm
215/65R16
40.0km/h
686mm
0mm
225/65R16
40.8km/h
直径699mm
径差+13mm
235/65R16
41.5km/h
直径712mm
径差+26mm
+5%
70
扁平
195/70R16
39.6km/h
直径679mm
径差-7mm
205/70R16
40.4km/h
直径693mm
径差+7mm
215/70R16
41.2km/h
直径707mm
径差+21mm
225/70R16
42.0km/h
直径721mm
径差+35mm
235/70R16
42.9km/h
直径735mm
径差+49mm
+10%
75
扁平
195/75R16
40.8km/h
直径699mm
径差+13mm
205/75R16
41.6km/h
直径714mm
径差+28mm
215/75R16
42.5km/h
直径729mm
径差+43mm
225/75R16
43.4km/h
直径744mm
径差+58mm
235/75R16
44.3km/h
直径759mm
径差+73mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、195/65R16、195/70R16 、205/60R16、205/65R16 、215/60R16 、225/60R16 あたりのタイヤがおすすめです。

215/65R16のタイヤ幅を195mmから245mmまで、扁平率を50%から80%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを16インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが215/65R16のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご検討くださいませ。


GS38L型グランドボイジャー[3.8L-NA 4WD/4AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト11.48kg/ps44.43
1速ギヤ加速性能39.19
1L換算馬力46.6ps/L28.30
1L換算トルク8.81kgm/L41.14
WB/TR比1.8838.75
ワイド&ロー指数0.89748.89
前面の面積3.413m²25.62
最低地上高43.38
スポーツ性能部門の得点309.70

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費6.1km/L34.99
年間維持費529280円30.55
100kmh回転数42.82
航続距離457.5km34.47
車の大きさ17.353m³75.50
室内の広さ(仮) 3.147m³47.83
最小回転半径6.2m28.09
馬力単価24091円45.36
ユーティリティ部門の得点339.61

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した GS38L型グランドボイジャー[3.8L-NA 4WD/4AT] の総合得点は 649.31 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したGS38L型グランドボイジャー(4WD/4AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのミニバン」、「4000ccのミニバン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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