日産:CA16S型エンジン

ここではNISSANのブルーバード(BLUEBIRD, 1600XE SaloonF)のデータを参考にCA16S型エンジンを見ていきます。この他のエンジンについては日産製エンジンのまとめページをご覧ください。

CA16S型エンジンの諸元
メーカーNISSAN
車名&グレードBLUEBIRD, 1600XE SaloonF
エンジン型式CA16S
種類直列4気筒SOHC
排気量1598cc
ボア(内径)78.0mm
ストローク(行程)83.6mm
ボアストローク比1.07
圧縮比9.0
吸気方式NA
使用燃料レギュラー
最高出力79ps(58kW)/5200rpm
最大トルク12.5kgm(123Nm)/3200rpm
リッター馬力49.4ps/L
リッタートルク7.8kgm/L

まず基本的な成り立ちとして、CA16型エンジンはボア(内径)78.0mm、ストローク(行程)83.6mm、ボアストローク比1.07のロングストローク型エンジンです。
(※ボアストローク比はストロークをボアで割った数値)

排気量と気筒数が同一の場合、一般的にはロングストローク型はショートストローク型に比べて低回転域でのトルク特性に優れ、扱い易いエンジンとされますが、高回転域では充填効率の悪化や摺動抵抗が増大して出力の低下が懸念されます。なおかつ回転数も同一の場合、ショートストローク型に比べて平均ピストンスピードが高くなりがちなことから、エンジンへの負荷が大きくなる傾向にあります。

CA16型の派生エンジン
CA16DE型 (参考:120ps/14.0kgm・NA)

圧縮比9.0、排気量1598cc、レギュラーガソリン仕様のNAエンジンは最高出力79ps(58kW)/5200rpm、最大トルク12.5kgm(123Nm)/3200rpmを発生します。 CA16S型エンジンの最高出力と最大トルクを排気量1Lあたりで換算すると馬力は49.4ps/L、トルクは7.8kgm/Lになります。仮にリッター換算馬力が100馬力以上のエンジンを”かなりの高出力”、80馬力以上100馬力未満を”高出力”、60馬力以上80馬力未満を”標準的な出力”、60馬力未満を”控えめな出力”のエンジンとしたとき、排気量1Lあたりの馬力が49.4ps/LのCA16S型は ”控えめな出力”のエンジンにカテゴライズされます。

回転数/分秒速時速
2000rpm5.6m/s20.2km/h
4000rpm11.1m/s40.0km/h
6000rpm16.7m/s60.1km/h
8000rpm22.3m/s80.3km/h
10000rpm27.9m/s100.4km/h

続きまして平均ピストンスピードについて見てみます。このエンジンが最高出力79馬力を5200回転で発生しているときの平均ピストンスピードは14.5m/sとなり、これは1秒間に14.5メートル(時速にすると52.2km/h)の距離を進む速さでピストンが上下運動していますよ、という意味です。

参考までにストロークが83.6mmのCA16型エンジンを10000回転/毎分まで回したときのピストンスピードの変化を計算してみました。これを見ると回転数が2000回転高くなるごとに概ね5.57m/sずつ速度が増していくようです。 一般的なガソリンエンジンの目安が20.0m/sあたりとすると、(回るか回らないかは別として)7200回転くらいが良い感じの回転数になるのではないかと思います。

CA16型エンジンを搭載する車種の一覧

※水色の行は現行モデル、白色の行は絶版モデル
※JC08モード燃費は上段に青文字で、10・15モード燃費は下段に赤文字で表記
※灰色の欄は過給機(ターボ等)付きのエンジンを搭載するモデル
※吸気方式にあるNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャーの略
※画像はクルマ・ポータルサイト Goo-netより引用
イメージ世代&
参照年
車名&グレード
記事リンク
車両型式馬力&
トルク
燃費
(km/L)
排気量&吸気方式
EG型式&駆動&形状
2nd
1989/04
エクサ
Coupe-L.A. type-X
KEN13120ps
14.0kgm

10.4
1.60L-NA(CA16)
FF, 4AT
4人, クーペ
2nd
1989/04
エクサ
Coupe-L.A. type-X
KEN13120ps
14.0kgm

12.2
1.60L-NA(CA16)
FF, 5MT
4人, クーペ

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