BMW M3の性能まとめ [M3型|2.4L/195PS|FR/5MT|1989年] BaseGrade E30


画像はBMWより引用
http://www.bmw.co.jp/
投稿:2012/01/05|更新:2019/06/05

BMWの2ドア・4人乗りクーペ、M3型の2代目M3は1985から生産が開始され、1990/11に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量2302cc(195PS/23.4kgm)のS14B23型エンジンを搭載する[BaseGrade E30|1989/04モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4345mm×全幅1680mm×全高1365mm、排気量は2302ccであることから、大雑把に分類すると2.4リットルクラス(2400cc、自動車税は2.5L以下を適用)に属し、ボディサイズは5ナンバー枠ながら排気量が2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。コンパクトなボディに大きめな排気量のエンジンを搭載するのは、ちょっとした高級車に良くあるパターンです。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4345mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下|Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるFR方式(フロントエンジン/リヤドライブ)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

M3型 M3 [2302cc/195PS FR/5MT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

2代目M3の類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
2.0L-NA
FR/4AT
390.0万円
A20型
[320i E30]
(1990/11)
129PS
16.7kgm
2.5L-NA
FR/4AT
455.0万円
A25型
[325i E30]
(1990/11)
170PS
22.6kgm
2.5L-NA
4WD/4AT
533.0万円
A25X型
[325iX E30]
(1989/04)
170PS
22.6kgm
1.8L-NA
FR/4AT
340.0万円
A18型
[318i E30]
(1990/11)
113PS
16.5kgm

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーBMW
車名&
グレード
M3
BaseGrade E30
その他M3としては初代 ベースグレード
お値段6580000円
車両型式E-M3
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
5MT(5段変速・手動)
ドア数&
定員
2ドア
4人
車体寸法長4345×幅1680×高1365mm
室内寸法長1705×幅1315×高1100mm
軸距&
輪距
2560mm
前1410mm/後1435mm
最小半径5.6m
タイヤ前輪:205/55R15
後輪:205/55R15
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量1280kg
エンジン諸元
原動機型式S14B23
気筒配列直列4気筒
排気量2302cc
圧縮比10.5
吸気方式自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力195PS[143kW]/6750rpm
最大トルク23.4kgm[229Nm]/4750rpm
使用燃料ハイオクガソリン
S14B23型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(51700円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(18900円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額6000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1989/04モデルのM3を30年落ちの中古で72.4万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    M3の1989/04モデルの場合、2019年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である65.8万円に諸経費として6.6万円を足した72.4万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 保険スクエアbang!では最大20社より自動車保険料の比較・検討が可能です。

1989年式を30年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)2500cc以下13年経過で増税51700
自動車重量税(1年分)1.5トン以下18年経過で増税18900
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷9.1km/L×160円/L175820円
オイル交換(5000km毎)1回5000円×2回10000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本10000円×4本÷3年13330円
任意保険料(月額6000円)月額6000円×12ヶ月72000円
ローン完済後の年間維持費355670円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額30160円×12ヶ月361920円
ローン返済中の年間維持費717590円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度68640円
名目金額
自動車税(1年分)51700
自動車重量税(1年分)18900
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)175820円
オイル交換(5000km毎)10000円
タイヤ交換(3年3万km毎)13330円
任意保険料(月額6000円)72000円
ローン完済後の年間維持費355670円
名目金額
車のローン額(1年分)361920円
ローン返済中の年間維持費717590円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
68640円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「2500cc以下の13年経過で増税」で税額は51700円、重量税の区分は「1.5トン以下の18年経過で増税」で税額は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 車検時には上記の目安金額68,640円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると29,639円(完済前は59,799円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)51700
自動車重量税(1年分)18900
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)52750円
オイル交換(年1回)5000円
タイヤ交換(3万km/6年)4000円
任意保険料(月額4800円)57600円
合計
[差額]
203870円
[-151800円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)51700
自動車重量税(1年分)18900
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)87910円
オイル交換(年1回)5000円
タイヤ交換(3万km/6年)6670円
任意保険料(月額5100円)61200円
合計
[差額]
245300円
[-110370円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)51700
自動車重量税(1年分)18900
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)123070円
オイル交換(年1回)7000円
タイヤ交換(3万km/4.3年)9330円
任意保険料(月額5400円)64800円
合計
[差額]
288720円
[-66950円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料72000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて151800円安い203870円に、5000km走行では110370円安い245300円に、7000km走行では66950円安い288720円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km180円4000円4.7万円
20km350円7700円9.1万円
30km530円11700円13.8万円
50km880円19400円22.9万円
100km1760円38700円45.8万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を9.1km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは17.58円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は180円/日となり、20km走行なら350円/日、30km走行なら530円/日、50km走行なら880円/日、100km走行なら1760円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は11700円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は13.8万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

S14B23型エンジン簡易性能曲線図
S14B23型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
4750回転時の馬力155PS
6750回転時の馬力195PS
各回転域でのトルク
4750回転時のトルク23.4kgm
6750回転時のトルク20.7kgm
S14B23型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているS14B23型2302cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは6750回転時に最高出力195馬力を、4750回転時に最大トルク23.4kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4750rpmから最高出力が発生する6750rpmまで」の2000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は29.6%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ6.56kg/PS(1280kg/195PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ6.56kg/PS
車体+1人6.85kg/PS
車体+4人7.69kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg6.87kg/PS
車体+70kg6.92kg/PS
車体+80kg6.97kg/PS
車体+90kg7.03kg/PS
車体+100kg7.08kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは6.85kg/PS(1335kg/195PS)となり、数値としては0.29kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは7.69kg/PS(1500kg/195PS)となり、1.13kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

M3のライバル候補車たち

6.91kg/PS
V60
2.0L/254PS|FF/8AT
6.72kg/PS
ポロ
2.0L/200PS|FF/6AT
6.66kg/PS
ステルヴィオ
2.0L/280PS|4WD/8AT
6.92kg/PS
XC40
2.0L/252PS|4WD/8AT
7.02kg/PS
XC60
2.0L/317PS|4WD/8AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ6.85kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

6.64kg/PSから7.06kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、ボルボの5人乗りワゴン「ZB420型 V60」、フォルクスワーゲンの5人乗りハッチバック「AWCZP型 ポロ」、アルファロメオの5人乗りSUV「94920型 ステルヴィオ」、ボルボの5人乗りSUV「XB420XC型 XC40」、ボルボの5人乗りSUV「UB420XCPA型 XC60」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

M3型 M3 [BaseGrade E30]とパワーウェイトレシオが近い車種|6.85kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.80
トルクウェイトレシオ54.7kg/kgm
1馬力あたりのお値段33744円
排気量1Lあたり馬力84.7PS/L
排気量1Lあたりトルク10.17kgm/L
1気筒あたりの馬力48.8PS
1気筒あたりのトルク5.8kgm
パワーバンド比率29.6%
各種ランキング
クーペのPWR
2.0~2.5LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは54.7kg/kgm(1280kg/23.4kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が6580000円、最高出力が195馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は33744円、逆に1万円あたりでは0.30馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は281197円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は84.7PS/L、トルクは10.17kgm/L、1気筒あたりの馬力は48.8馬力、トルクは5.8kgmとなります。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.80になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高2.5m³
1人あたりのスペース約0.6m³
室内長/全長39.2%
室内幅/全幅78.3%
室内高/全高80.6%
室内容積/車両体積25.0%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は2.5m³です。この車の乗車定員は4人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.6m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は39.2%、同じく室内幅と全幅の比率は78.3%、同じく室内高と全高の比率は80.6%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は25.0%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車室内幅が広い車室内高が高い車車内の空間が広い車


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.52m
期待される荷室の幅1.22m
対角線の長さ1.95m
期待される荷室の面積1.85m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.52m(対角線では1.95m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費9.1km/L
燃料タンク容量55L
航続距離(カタログ燃費)500.5km
航続距離(80%燃費)401.5km
満タンプライス8800円

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので9.1km/Lを仮の燃費とすると、燃料タンクの容量が55リットルですと航続可能距離は500.5kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(8.2km/L)とすると451.0km、80%(7.3km/L)だと401.5km、70%(6.4km/L)では352.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン55リットルの給油で8800円、上で計算した航続距離を踏まえると500.5km(80%燃費時401.5km)を走行するのに8800円かかる計算です。


純正装着タイヤの205/55R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 205/55R15 | 直径 607mm

-20mm
幅185mm
-10mm
幅195mm
変更なし
幅205mm
+10mm
幅215mm
+20mm
幅225mm
-5%
50
扁平
185/50R15
37.3km/h
直径566mm
径差-41mm
195/50R15
38.0km/h
直径576mm
径差-31mm
205/50R15
38.6km/h
直径586mm
径差-21mm
215/50R15
39.3km/h
直径596mm
径差-11mm
225/50R15
39.9km/h
直径606mm
径差-1mm
0%
55
扁平
185/55R15
38.6km/h
直径585mm
径差-22mm
195/55R15
39.3km/h
直径596mm
径差-11mm
205/55R15
40.0km/h
607mm
0mm
215/55R15
40.7km/h
直径618mm
径差+11mm
225/55R15
41.4km/h
直径629mm
径差+22mm
+5%
60
扁平
185/60R15
39.7km/h
直径603mm
径差-4mm
195/60R15
40.5km/h
直径615mm
径差+8mm
205/60R15
41.3km/h
直径627mm
径差+20mm
215/60R15
42.1km/h
直径639mm
径差+32mm
225/60R15
42.9km/h
直径651mm
径差+44mm
+10%
65
扁平
185/65R15
41.0km/h
直径622mm
径差+15mm
195/65R15
41.8km/h
直径635mm
径差+28mm
205/65R15
42.7km/h
直径648mm
径差+41mm
215/65R15
43.6km/h
直径661mm
径差+54mm
225/65R15
44.4km/h
直径674mm
径差+67mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、185/55R15、185/60R15 、195/55R15 、205/50R15 、215/50R15 、225/50R15あたりのタイヤがおすすめです。

205/55R15のタイヤ幅を185mmから235mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが205/55R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご検討くださいませ。


M3型M3[2.4L-NA FR/5MT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト6.56kg/ps58.50
1速ギヤ加速性能39.19
1L換算馬力84.7ps/L59.25
1L換算トルク10.17kgm/L58.35
WB/TR比1.8047.08
ワイド&ロー指数0.81255.41
前面の面積2.293m²58.82
最低地上高43.38
スポーツ性能部門の得点419.98

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費41.55
年間維持費355670円47.22
100kmh回転数42.82
航続距離24.65
車の大きさ9.964m³44.40
室内の広さ2.466m³40.65
最小回転半径5.6m40.85
馬力単価33744円32.19
ユーティリティ部門の得点314.33

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した M3型M3[2.4L-NA FR/5MT] の総合得点は 734.31 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したM3型M3(FR/5MT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのクーペ」、「2500ccのクーペ」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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