BMW 8シリーズ クーペの性能まとめ [BC44型|4.4L/530PS|4WD/8AT|2018年] M850i xDrive G15


画像はBMWより引用
http://www.bmw.co.jp/
投稿:2019/07/07|更新:2019/08/11

BMWの2ドア・4人乗りクーペ、BC44型の2代目8シリーズ クーペは2018/11から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量4394cc(530PS/76.5kgm)のN63B44D型エンジンを搭載する[M850i xDrive G15|2018/11モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4855mm×全幅1900mm×全高1345mm、排気量は4394ccであることから、大雑把に分類すると4.4リットルクラス(4400cc、自動車税は4.5L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4855mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下|Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆるAWD方式(All Wheel Drive・Four Wheel Drive)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

BC44型 8シリーズ クーペ [4394cc/530PS 4WD/8AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

2代目8シリーズ クーペの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
4.4L-TB
4WD/8AT
1838.0万円
BC44型
[M850i xDrive G14]
(2018/11)
530PS
76.5kgm
8.2km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーBMW
車名&
グレード
8シリーズ クーペ
M850i xDrive G15
その他-
お値段17140000円
車両型式3BA-BC44
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
8AT(8段変速・自動)
ドア数&
定員
2ドア
4人
車体寸法長4855×幅1900×高1345mm
軸距&
輪距
2820mm
前1625mm/後1640mm
最小半径5.2m
最低高130mm
タイヤ前輪:245/35R20
後輪:275/30R20
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量1990kg
エンジン諸元
原動機型式N63B44D
気筒配列V型8気筒
排気量4394cc
吸気方式ターボ
最高出力530PS[390kW]/5500rpm
最大トルク76.5kgm[750Nm]/1800-4600rpm
使用燃料ハイオクガソリン
WLTC燃費8.3km/L(19.5mpg)
JC08燃費9.9km/L(23.3mpg)
100km燃費12.0L/100km
N63B44D型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中~大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(76500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(16400円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額8000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、8シリーズ クーペの新車を1971.1万円(諸費用として257.1万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 保険スクエアbang!では最大20社より自動車保険料の比較・検討が可能です。

新車で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)4500cc以下13年未満76500円
自動車重量税(1年分)2.0トン以下13年未満16400
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷8.3km/L×160円/L192770円
オイル交換(5000km毎)1回8500円×2回17000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本24000円×4本÷3年32000円
任意保険料(月額8000円)月額8000円×12ヶ月96000円
ローン完済後の年間維持費444590円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額328520円×12ヶ月3942240円
ローン返済中の年間維持費4386830円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度63640円
名目金額
自動車税(1年分)76500円
自動車重量税(1年分)16400
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)192770円
オイル交換(5000km毎)17000円
タイヤ交換(3年3万km毎)32000円
任意保険料(月額8000円)96000円
ローン完済後の年間維持費444590円
名目金額
車のローン額(1年分)3942240円
ローン返済中の年間維持費4386830円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
63640円
  • 初度登録から1年経過車の場合、自動車税の区分は「4500cc以下の13年未満」で税額は76500円、重量税の区分は「2.0トン以下の13年未満」で税額は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに8500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本24000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額8000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額63,640円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

年間の維持費が60万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3~4万円、年間では36~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

この車の場合は月単位で換算すると37,049円(完済前は365,569円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも憧れちゃいます。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)76500円
自動車重量税(1年分)16400
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)57830円
オイル交換(年1回)8500円
タイヤ交換(3万km/6年)9600円
任意保険料(月額6400円)76800円
合計
[差額]
259550円
[-185040円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)76500円
自動車重量税(1年分)16400
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)96390円
オイル交換(年1回)8500円
タイヤ交換(3万km/6年)16000円
任意保険料(月額6800円)81600円
合計
[差額]
309310円
[-135280円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)76500円
自動車重量税(1年分)16400
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)134940円
オイル交換(年1回)11900円
タイヤ交換(3万km/4.3年)22400円
任意保険料(月額7200円)86400円
合計
[差額]
362460円
[-82130円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料96000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて185040円安い259550円に、5000km走行では135280円安い309310円に、7000km走行では82130円安い362460円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


市街地・郊外・高速道路の比率を変えて燃料代を計算してみる

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(5.2km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(8.9km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(10.7km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(8.3km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとしたときの市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、燃料代がどのように変化するかを見ていきたいと思います。※1リットル160円として計算

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km276930円
郊外500km8990円
高速道路500km7470円
合計
[差額]
293390円
[+100620円]
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が5.2km/Lでは1730.8Lを消費して、燃料代は276930円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が8.9km/Lでは56.2Lを消費して、燃料代は8990円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が10.7km/Lでは46.7Lを消費して、燃料代は7470円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1833.7L、かかった燃料代が293390円となり、平均燃費は5.5km/L、WLTCモード燃費との燃料代の差は+100620円という結果になりました。

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km153840円
郊外5000km89890円
高速道路0km0円
合計
[差額]
243730円
[+50960円]
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が5.2km/Lでは961.5Lを消費して、燃料代は153840円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が8.9km/Lでは561.8Lを消費して、燃料代は89890円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1523.3L、かかった燃料代が243730円となり、平均燃費は6.6km/L、WLTCモード燃費との燃料代の差は+50960円という結果になりました。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km102460円
郊外3340km60050円
高速道路3330km49790円
合計
[差額]
212300円
[+19530円]
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が5.2km/Lでは640.4Lを消費して、燃料代は102460円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が8.9km/Lでは375.3Lを消費して、燃料代は60050円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が10.7km/Lでは311.2Lを消費して、燃料代は49790円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1326.9L、かかった燃料代が212300円となり、平均燃費は7.5km/L、WLTCモード燃費との燃料代の差は+19530円という結果になりました。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km15390円
郊外9000km161790円
高速道路500km7470円
合計
[差額]
184650円
[-8120円]
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が5.2km/Lでは96.2Lを消費して、燃料代は15390円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が8.9km/Lでは1011.2Lを消費して、燃料代は161790円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が10.7km/Lでは46.7Lを消費して、燃料代は7470円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1154.1L、かかった燃料代が184650円となり、平均燃費は8.7km/L、WLTCモード燃費との燃料代の差は-8120円という結果になりました。

極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(5.5km/L・6.6km/L・7.5km/L・8.7km/L)、燃料代のほうもなかなかな違い(293390円・243730円・212300円・184650円)が出てくることがわかります。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km190円4200円4.9万円
20km390円8600円10.1万円
30km580円12800円15.1万円
50km960円21100円25.0万円
100km1930円42500円50.2万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を8.3km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは19.28円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は190円/日となり、20km走行なら390円/日、30km走行なら580円/日、50km走行なら960円/日、100km走行なら1930円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は12800円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は15.1万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

N63B44D型エンジン簡易性能曲線図
N63B44D型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
1800回転時の馬力192PS
4600回転時の馬力491PS
5500回転時の馬力530PS
各回転域でのトルク
1800回転時のトルク76.5kgm
4600回転時のトルク76.5kgm
5500回転時のトルク69.0kgm
N63B44D型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているN63B44型4394cc、V型8気筒のターボエンジンは5500回転時に最高出力530馬力を、1800-4600回転時に最大トルク76.5kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1800rpmから最高出力が発生する5500rpmまで」の3700rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は67.3%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
4500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
4500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ3.75kg/PS(1990kg/530PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ3.75kg/PS
車体+1人3.86kg/PS
車体+4人4.17kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg3.87kg/PS
車体+70kg3.89kg/PS
車体+80kg3.91kg/PS
車体+90kg3.92kg/PS
車体+100kg3.94kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは3.86kg/PS(2045kg/530PS)となり、数値としては0.11kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは4.17kg/PS(2210kg/530PS)となり、0.42kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

8シリーズ クーペのライバル候補車たち

4.10kg/PS
8シリーズ カブリオレ
4.4L/530PS|4WD/8AT
4.17kg/PS
GLC クーペ
4.0L/510PS|4WD/9AT
4.13kg/PS
GLC
4.0L/510PS|4WD/9AT
3.90kg/PS
カマロ
6.2L/453PS|FR/8AT
3.47kg/PS
Eクラス セダン
4.0L/612PS|4WD/9AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ3.86kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

3.47kg/PSから4.25kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、BMWの4人乗りオープンカー「BC44型 8シリーズ カブリオレ」、メルセデスベンツの5人乗りSUV「253389型 GLC クーペ」、メルセデスベンツの5人乗りSUV「253989型 GLC」、シボレーの4人乗りクーペ「謎型 カマロ」、メルセデスベンツの5人乗りセダン「213089型 Eクラス セダン」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

BC44型 8シリーズ クーペ [M850i xDrive G15]とパワーウェイトレシオが近い車種|3.86kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.73
トルクウェイトレシオ26.0kg/kgm
1馬力あたりのお値段32340円
排気量1Lあたり馬力120.6PS/L
排気量1Lあたりトルク17.41kgm/L
1気筒あたりの馬力66.2PS
1気筒あたりのトルク9.6kgm
パワーバンド比率67.3%
各種ランキング
クーペのPWR
4.0~4.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは26.0kg/kgm(1990kg/76.5kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が17140000円、最高出力が530馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は32340円、逆に1万円あたりでは0.31馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は224052円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は120.6PS/L、トルクは17.41kgm/L、1気筒あたりの馬力は66.2馬力、トルクは9.6kgmとなります。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.73になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.70m
期待される荷室の幅1.50m
対角線の長さ2.27m
期待される荷室の面積2.55m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.70m(対角線では2.27m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費8.3km/L
燃料タンク容量68L
航続距離(カタログ燃費)564.4km
航続距離(80%燃費)448.8km
満タンプライス10880円
1万円でどこまで行ける?518.8km
車両価格/航続距離30369円/km

WLTCモード燃費が8.3km/Lですので、燃料タンクの容量が68リットルですと航続可能距離は564.4kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(7.5km/L)とすると510.0km、80%(6.6km/L)だと448.8km、70%(5.8km/L)では394.4kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン68リットルの給油で10880円、上で計算した航続距離を踏まえると564.4km(80%燃費時448.8km)を走行するのに10880円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば518.8km(往復なら片道259.4km)、カタログ値の80%なら415.0km(片道207.5km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で564.4kmの距離を移動できるBC44型 8シリーズ クーペ [M850i xDrive G15]という乗り物を、1714.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「30369円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合5500rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6000回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6000rpm|タイヤサイズ 275/30R20|タイヤ直径 67.3cm|円周長 211.4cm
ギヤギヤ比総減速比ステップ比シフトアップ
後の回転数
6000rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速5.50015.47--49km/h12200rpm3517.3kgm
2速3.5209.9020.6401-2/3840rpm77km/h7810rpm2251.1kgm
3速2.2006.1890.6252-3/3750rpm123km/h4880rpm1406.9kgm
4速1.7204.8380.7823-4/4690rpm157km/h3810rpm1100.0kgm
5速1.3173.7050.7664-5/4600rpm205km/h2920rpm842.2kgm
6速1.0002.8130.7595-6/4550rpm271km/h2220rpm639.5kgm
7速0.8232.3150.8236-7/4940rpm329km/h1830rpm526.3kgm
8速0.6401.8000.7787-8/4670rpm423km/h1420rpm409.3kgm
Final2.813レシオカバレッジ(変速比幅)8.594

ギヤの繋がりイメージ
BC44型8シリーズ クーペ8AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数1800-4600rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.813)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(76.5kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.813)÷タイヤの有効半径(0.3365m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は8速ギヤの423km(5500rpmでは387.5km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:5500rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

5500rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ45km/h-
2速ギヤ70km/h3520rpm
3速ギヤ113km/h3440rpm
4速ギヤ144km/h4300rpm
5速ギヤ188km/h4210rpm
6速ギヤ248km/h4170rpm
7速ギヤ301km/h4530rpm
8速ギヤ387km/h4280rpm

BC44型8シリーズ クーペに搭載されたN63B44型4394ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する5500rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで5500rpmまで引っ張ると45km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は5500rpmから3520rpmまで落ち、そこから5500rpmまで加速を続けると速度は70km/h(+25km/h)になります。

3速ギヤでは3440rpmまで落ちて5500rpmで113km/h(+43km/h)に、4速ギヤでは4300rpmまで落ちて5500rpmで144km/h(+31km/h)に、5速ギヤでは4210rpmまで落ちて5500rpmで188km/h(+44km/h)になります。

続いて6速ギヤでは4170rpmまで落ちて5500rpmで248km/h(+60km/h)に、7速ギヤでは4530rpmまで落ちて5500rpmで301km/h(+53km/h)に、8速ギヤでは4280rpmまで落ちて5500rpmで387km/h(+86km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが1800-4600回転で最大トルク76.5kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば26.0kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(3.75kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと3517.3kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1990kg)を1速ギヤの最大駆動力(3517.3kgm)で割ってみると0.57kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する5500回転でのトルク(69.0kgm)からTWRを算出すると0.63kg/kgmとなり、1800-5500回転の回転域では0.57-0.63kg/kgmの間で推移することがわかります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速48807320976012200146401708021960
2速312046806250781093701093014050
3速1950293039004880585068308780
4速1530229030503810458053406870
5速1170175023402920350040905260
6速890133017702220266031003990
7速730110014601830219025603290
8速57085011401420170019902550
※赤い数字は暫定レブリミット(6000rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.640)を選択して時速100kmにて走行すると1420回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは850回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは990回転、一般的な高速道路の80km/hでは1140回転、100km/hでは1420回転、制限速度が120km/hになると1700回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2550回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。

ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速816253341495766
2速13263851647790102
3速20416182102123143164
4速265279105131157184210
5速3468103137171205240274
6速4590135180225271316361
7速55110164219274329384438
8速70141211282352423493564

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6000回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの275/30R20と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 275/30R20 | 直径 673mm

-20mm
幅255mm
-10mm
幅265mm
変更なし
幅275mm
+10mm
幅285mm
+20mm
幅295mm
-5%
25
扁平
255/25R20
37.8km/h
直径636mm
径差-37mm
265/25R20
38.1km/h
直径641mm
径差-32mm
275/25R20
38.4km/h
直径646mm
径差-27mm
285/25R20
38.7km/h
直径651mm
径差-22mm
295/25R20
39.0km/h
直径656mm
径差-17mm
0%
30
扁平
255/30R20
39.3km/h
直径661mm
径差-12mm
265/30R20
39.6km/h
直径667mm
径差-6mm
275/30R20
40.0km/h
673mm
0mm
285/30R20
40.4km/h
直径679mm
径差+6mm
295/30R20
40.7km/h
直径685mm
径差+12mm
+5%
35
扁平
255/35R20
40.8km/h
直径687mm
径差+14mm
265/35R20
41.2km/h
直径694mm
径差+21mm
275/35R20
41.7km/h
直径701mm
径差+28mm
285/35R20
42.1km/h
直径708mm
径差+35mm
295/35R20
42.5km/h
直径715mm
径差+42mm
+10%
40
扁平
255/40R20
42.3km/h
直径712mm
径差+39mm
265/40R20
42.8km/h
直径720mm
径差+47mm
275/40R20
43.3km/h
直径728mm
径差+55mm
285/40R20
43.7km/h
直径736mm
径差+63mm
295/40R20
44.2km/h
直径744mm
径差+71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、255/30R20 、265/25R20、265/30R20 、275/25R20 、285/25R20 、295/25R20あたりのタイヤがおすすめです。

275/30R20のタイヤ幅を255mmから305mmまで、扁平率を15%から45%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、275/30R20の適応サイズと性能の変化 [BC44型8シリーズ クーペ編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご検討くださいませ。


BC44型8シリーズ クーペ[4.4Lターボ 4WD/8AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト3.75kg/ps66.53
1速ギヤ加速性能0.57kg/kgm73.11
1L換算馬力120.6ps/L58.20
1L換算トルク17.41kgm/L57.34
WB/TR比1.7354.38
ワイド&ロー指数0.70863.39
前面の面積2.555m²51.05
最低地上高130mm59.96
スポーツ性能部門の得点483.96

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費8.3km/L24.48
年間維持費444590円38.68
100kmh回転数1420rpm65.75
航続距離564.4km41.14
車の大きさ12.407m³54.68
室内の広さ(仮) 2.250m³38.36
最小回転半径5.2m49.36
馬力単価32340円34.10
ユーティリティ部門の得点346.55

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した BC44型8シリーズ クーペ[4.4Lターボ 4WD/8AT] の総合得点は 830.51 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したBC44型8シリーズ クーペ(4WD/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのクーペ」、「4500ccのクーペ」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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