BMW 8シリーズ クーペの性能まとめ [BC30型|3.0L/320PS|4WD/8AT|2019年] 840d xDrive G15


画像はBMWより引用
http://www.bmw.co.jp/
投稿日:2020/03/08

BMWの2ドア・4人乗りクーペ、BC30型の2代目8シリーズ クーペは2018/11から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量2992cc(320PS/69.3kgm)のB57D30B型エンジンを搭載する[840d xDrive G15|2019/10モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4855mm×全幅1900mm×全高1340mm、排気量は2992ccであることから、大雑把に分類すると3.0リットルクラス(3000cc、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4855mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下|Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆるAWD方式(All Wheel Drive・Four Wheel Drive)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

BC30型 8シリーズ クーペ [2992cc/320PS 4WD/8AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

2代目8シリーズ クーペの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
4.4L-TB
4WD/8AT
1714.0万円
BC44型
[M850i xDrive G15]
(2018/11)
530PS
76.5kgm
8.3km/L
4.4L-TB
4WD/8AT
1838.0万円
BC44型
[M850i xDrive G14]
(2018/11)
530PS
76.5kgm
8.2km/L
3.0L-TB
4WD/8AT
1226.0万円
GW30型
[840d xDrive G16]
(2019/10)
320PS
69.3kgm
12.0km/L
2代目8シリーズ クーペの車両型式・グレード一覧【全7車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー BMW
車名&
グレード
8シリーズ クーペ
840d xDrive G15
その他 Mスポーツ
お値段 12600000円
車両型式 3DA-BC30
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
8AT(8段変速・自動)
ドア数&
定員
2ドア
4人
車体寸法 長4855×幅1900×高1340mm
軸距&
輪距
2820mm
前1620mm/後1640mm
最小半径 5.2m
最低高 120mm
タイヤ 前輪:245/45R18
後輪:275/40R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1880kg
エンジン諸元
原動機型式 B57D30B
気筒配列 直列6気筒
排気量2992cc
吸気方式 ターボ
最高出力 320PS[235kW]/4400rpm
最大トルク 69.3kgm[680Nm]/1750-2250rpm
使用燃料 軽油(ディーゼル燃料)
WLTC燃費 12.5km/L(29.4mpg)
JC08燃費 14.1km/L(33.2mpg)
100km燃費 8.0L/100km
B57D30B型エンジンの諸元と性能まとめ
直列6気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に6個配置する方式。理論上では完全バランスなれど今や絶滅危惧種。
※直列6気筒エンジンを搭載する車種の一覧
直列6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(51000円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(16400円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額6500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、8シリーズ クーペの新車を1449万円(諸費用として189万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 3000cc以下 11年未満 51000円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷12.5km/L×110円/L 88000円
オイル交換(5000km毎) 1回6500円×2回 13000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 1本18000円×4本÷3年 24000円
任意保険料(月額6500円) 月額6500円×12ヶ月 78000円
ローン完済後の年間維持費 284320円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額241500円×12ヶ月 2898000円
ローン返済中の年間維持費 3182320円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 63640円
名目 金額
自動車税(1年分) 51000円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(年間1万km) 88000円
オイル交換(5000km毎) 13000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 24000円
任意保険料(月額6500円) 78000円
ローン完済後の年間維持費 284320円
名目 金額
車のローン額(1年分) 2898000円
ローン返済中の年間維持費 3182320円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
63640円
  • 初度登録から1年経過車の場合、自動車税の区分は「3000cc以下の11年未満」で税額は51000円、重量税の区分は「2.0トン以下の13年未満」で税額は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額63,640円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると23,693円(完済前は265,193円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

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●8シリーズ クーペの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、8シリーズ クーペの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
軽油引取税(本則) 12000円
軽油引取税(暫定) 13680円
石油税 2240円
消費税(10%) 5670円
合計納税額 33590円

例として年間走行距離を10000km、燃費を12.5km/L、軽油を1リットルあたり110円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用する軽油の量は800.0Lですから、軽油引取税(本則)が15円/Lで合計12000円、軽油引取税(暫定)が17.1円/Lで13680円、石油税が2.8円/Lで2240円になります。

ディーゼル車の場合は軽油引取税に消費税が掛かりません(石油税には課税)ので、消費税額としては5670円となり、これらを合計した税額は33590円、1年間に燃料代として支払う88000円のうち38.2%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で51000円、自動車重量税が年換算で16400円ですから、合計100990円が8シリーズ クーペに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 51000円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(3000km分) 26400円
オイル交換(年1回) 6500円
タイヤ交換(3万km/6年) 7200円
任意保険料(月額5200円) 62400円
合計
[差額]
183820円
[-100500円]
年間5000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 51000円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(5000km分) 44000円
オイル交換(年1回) 6500円
タイヤ交換(3万km/6年) 12000円
任意保険料(月額5530円) 66360円
合計
[差額]
210180円
[-74140円]
年間7000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 51000円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(7000km分) 61600円
オイル交換(年1回) 9100円
タイヤ交換(3万km/4.3年) 16800円
任意保険料(月額5850円) 70200円
合計
[差額]
239020円
[-45300円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料78000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて100500円安い183820円に、5000km走行では74140円安い210180円に、7000km走行では45300円安い239020円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率を変えて燃料代を計算してみる

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(9.7km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(11.9km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(14.9km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(12.5km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとしたときの市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、燃料代がどのように変化するかを見ていきたいと思います。※1リットル110円として計算

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km102060円
郊外500km4620円
高速道路500km3700円
合計
[差額]
110380円
[+22380円]
平均燃費10.0km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が9.7km/Lでは927.8Lを消費して、燃料代は102060円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が11.9km/Lでは42.0Lを消費して、燃料代は4620円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が14.9km/Lでは33.6Lを消費して、燃料代は3700円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1003.4L、かかった燃料代が110380円となり、平均燃費は10.0km/L(-2.5km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+22380円という結果になりました。

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km56710円
郊外5000km46220円
高速道路0km0円
合計
[差額]
102930円
[+14930円]
平均燃費10.7km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が9.7km/Lでは515.5Lを消費して、燃料代は56710円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が11.9km/Lでは420.2Lを消費して、燃料代は46220円になります。

このパターンでは使用した燃料量が935.7L、かかった燃料代が102930円となり、平均燃費は10.7km/L(-1.8km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+14930円という結果になりました。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km37760円
郊外3340km30880円
高速道路3330km24590円
合計
[差額]
93230円
[+5230円]
平均燃費11.8km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が9.7km/Lでは343.3Lを消費して、燃料代は37760円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が11.9km/Lでは280.7Lを消費して、燃料代は30880円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が14.9km/Lでは223.5Lを消費して、燃料代は24590円になります。

このパターンでは使用した燃料量が847.5L、かかった燃料代が93230円となり、平均燃費は11.8km/L(-0.7km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+5230円という結果になりました。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km5670円
郊外9000km83190円
高速道路500km3700円
合計
[差額]
92560円
[+4560円]
平均燃費11.9km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が9.7km/Lでは51.5Lを消費して、燃料代は5670円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が11.9km/Lでは756.3Lを消費して、燃料代は83190円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が14.9km/Lでは33.6Lを消費して、燃料代は3700円になります。

このパターンでは使用した燃料量が841.4L、かかった燃料代が92560円となり、平均燃費は11.9km/L(-0.6km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+4560円という結果になりました。

極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(10.0km/L・10.7km/L・11.8km/L・11.9km/L)、燃料代のほうもなかなかな違い(110380円・102930円・93230円・92560円)が出てくることがわかります。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km90円2000円2.3万円
20km180円4000円4.7万円
30km260円5700円6.8万円
50km440円9700円11.4万円
100km880円19400円22.9万円

さて、軽油(ディーゼル燃料)1リットルの燃料価格を110円、燃費を12.5km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは8.80円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は90円/日となり、20km走行なら180円/日、30km走行なら260円/日、50km走行なら440円/日、100km走行なら880円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は5700円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は6.8万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

B57D30B型エンジン簡易性能曲線図
B57D30B型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
1750回転時の馬力 169PS
2250回転時の馬力 218PS
4400回転時の馬力 320PS
各回転域でのトルク
1750回転時のトルク 69.3kgm
2250回転時のトルク 69.3kgm
4400回転時のトルク 52.1kgm
B57D30B型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているB57D30型2992cc、直列6気筒のターボエンジンは4400回転時に最高出力320馬力を、1750-2250回転時に最大トルク69.3kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1750rpmから最高出力が発生する4400rpmまで」の2650rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は60.2%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ5.875kg/PS(1880kg/320PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ5.875kg/PS
車体+1人6.05kg/PS
車体+4人6.56kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg6.06kg/PS
車体+70kg6.09kg/PS
車体+80kg6.12kg/PS
車体+90kg6.16kg/PS
車体+100kg6.19kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは6.05kg/PS(1935kg/320PS)となり、数値としては0.17kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは6.56kg/PS(2100kg/320PS)となり、0.68kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

8シリーズ クーペのライバル候補車たち

5.897kg/PS
CT6
3.7L/340PS|4WD/10AT
6.162kg/PS
A8
3.0L/340PS|4WD/8AT
6.074kg/PS
6シリーズ グランツーリスモ
3.0L/340PS|4WD/8AT
6.109kg/PS
ゴルフ
2.0L/230PS|FF/6MT
6.201kg/PS
Eクラス カブリオレ
3.0L/333PS|4WD/9AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ6.047kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

5.87kg/PSから6.23kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、キャデラックの5人乗りセダン「O1SL型 CT6」、アウディの5人乗りセダン「F8CZSF型 A8」、BMWの5人乗りセダン「JV30A型 6シリーズ グランツーリスモ」、フォルクスワーゲンの5人乗りハッチバック「AUCHH型 ゴルフ」、メルセデスベンツの4人乗りオープンカー「238466型 Eクラス カブリオレ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

BC30型 8シリーズ クーペ [840d xDrive G15]とパワーウェイトレシオが近い車種|6.047kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は170.2PS/tとなっています。


いろいろな数値
WB/TR比 1.730
平均ピストンスピード 13.2m/s
トルクウェイトレシオ 27.1kg/kgm
1馬力あたりのお値段 39375円
排気量1Lあたり馬力 107.0PS/L
排気量1Lあたりトルク 23.16kgm/L
1気筒あたりの馬力 53.3PS
1気筒あたりのトルク 11.5kgm
パワーバンド比率 60.2%
各種ランキング
クーペのPWR
2.5~3.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは27.1kg/kgm(1880kg/69.3kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が12600000円、最高出力が320馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は39375円、逆に1万円あたりでは0.25馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は181818円、1万円あたりでは0.06kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は107.0PS/L、トルクは23.16kgm/L、1気筒あたりの馬力は53.3馬力、トルクは11.5kgmとなり、このエンジンが320馬力を4400回転で発生させているときの平均ピストンスピードは13.2m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.730になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.70m
期待される荷室の幅 1.50m
対角線の長さ 2.27m
期待される荷室の面積 2.55m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.70m(対角線では2.27m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 12.5km/L
燃料タンク容量 66L
航続距離(カタログ燃費) 825.0km
航続距離(80%燃費) 660.0km
満タンプライス 7260円
1万円でどこまで行ける? 1136.4km
車両価格/航続距離 15273円/km

WLTCモード燃費が12.5km/Lですので、燃料タンクの容量が66リットルですと航続可能距離は825.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(11.2km/L)とすると739.2km、80%(10.0km/L)だと660.0km、70%(8.8km/L)では580.8kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、軽油(ディーゼル燃料)66リットルの給油で7260円、上で計算した航続距離を踏まえると825.0km(80%燃費時660.0km)を走行するのに7260円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1136.4km(往復なら片道568.2km)、カタログ値の80%なら909.1km(片道454.5km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で825.0kmの距離を移動できるBC30型 8シリーズ クーペ [840d xDrive G15]という乗り物を、1260.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「15273円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合4400rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした4900回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 4900rpm|タイヤサイズ 275/40R18|タイヤ直径 67.7cm|円周長 212.7cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
4900rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 5.500 14.56 - - 43km/h 11410rpm 2980.5kgm
2速 3.520 9.317 0.640 1-2/3140rpm 67km/h 7300rpm 1907.5kgm
3速 2.200 5.823 0.625 2-3/3060rpm 107km/h 4560rpm 1192.2kgm
4速 1.720 4.553 0.782 3-4/3830rpm 137km/h 3570rpm 932.1kgm
5速 1.317 3.486 0.766 4-5/3750rpm 179km/h 2730rpm 713.7kgm
6速 1.000 2.647 0.759 5-6/3720rpm 236km/h 2070rpm 541.9kgm
7速 0.823 2.178 0.823 6-7/4030rpm 287km/h 1710rpm 446.0kgm
8速 0.640 1.694 0.778 7-8/3810rpm 369km/h 1330rpm 346.8kgm
Final 2.647 レシオカバレッジ(変速比幅)8.594

ギヤの繋がりイメージ
BC30型8シリーズ クーペ8AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数1750-2250rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.647)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(69.3kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.647)÷タイヤの有効半径(0.3385m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は8速ギヤの369km(4400rpmでは331.5km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:4400rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

4400rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ39km/h-
2速ギヤ60km/h2820rpm
3速ギヤ96km/h2750rpm
4速ギヤ123km/h3440rpm
5速ギヤ161km/h3370rpm
6速ギヤ212km/h3340rpm
7速ギヤ258km/h3620rpm
8速ギヤ331km/h3420rpm

BC30型8シリーズ クーペに搭載されたB57D30型2992ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する4400rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで4400rpmまで引っ張ると39km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は4400rpmから2820rpmまで落ち、そこから4400rpmまで加速を続けると速度は60km/h(+21km/h)になります。

3速ギヤでは2750rpmまで落ちて4400rpmで96km/h(+36km/h)に、4速ギヤでは3440rpmまで落ちて4400rpmで123km/h(+27km/h)に、5速ギヤでは3370rpmまで落ちて4400rpmで161km/h(+38km/h)になります。

続いて6速ギヤでは3340rpmまで落ちて4400rpmで212km/h(+51km/h)に、7速ギヤでは3620rpmまで落ちて4400rpmで258km/h(+46km/h)に、8速ギヤでは3420rpmまで落ちて4400rpmで331km/h(+73km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが1750-2250回転で最大トルク69.3kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば27.1kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(5.875kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと2980.5kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1880kg)を1速ギヤの最大駆動力(2980.5kgm)で割ってみると0.63kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する4400回転でのトルク(52.1kgm)からTWRを算出すると0.84kg/kgmとなり、1750-4400回転の回転域では0.63-0.84kg/kgmの間で推移することがわかります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4560 6840 9130 11410 13690 15970 20530
2速 2920 4380 5840 7300 8760 10220 13140
3速 1830 2740 3650 4560 5480 6390 8210
4速 1430 2140 2850 3570 4280 4990 6420
5速 1090 1640 2190 2730 3280 3820 4920
6速 830 1240 1660 2070 2490 2900 3730
7速 680 1020 1370 1710 2050 2390 3070
8速 530 800 1060 1330 1590 1860 2390
※赤い数字は暫定レブリミット(4900rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.640)を選択して時速100kmにて走行すると1330回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは800回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは930回転、一般的な高速道路の80km/hでは1060回転、100km/hでは1330回転、制限速度が120km/hになると1590回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2390回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。

ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 18 26 35 44 53 61 70
2速 14 27 41 55 68 82 96 110
3速 22 44 66 88 110 131 153 175
4速 28 56 84 112 140 168 196 224
5速 37 73 110 146 183 220 256 293
6速 48 96 145 193 241 289 337 386
7速 59 117 176 234 293 351 410 469
8速 75 151 226 301 377 452 527 603

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(4900回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの275/40R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 275/40R18 | 直径 677mm

-20mm
幅255mm
-10mm
幅265mm
変更なし
幅275mm
+10mm
幅285mm
+20mm
幅295mm
-5%
35
扁平
255/35R18
37.6km/h
直径636mm
径差-41mm
265/35R18
38.0km/h
直径643mm
径差-34mm
275/35R18
38.4km/h
直径650mm
径差-27mm
285/35R18
38.8km/h
直径657mm
径差-20mm
295/35R18
39.2km/h
直径664mm
径差-13mm
0%
40
扁平
255/40R18
39.1km/h
直径661mm
径差-16mm
265/40R18
39.5km/h
直径669mm
径差-8mm
275/40R18
40.0km/h
677mm
0mm
285/40R18
40.5km/h
直径685mm
径差+8mm
295/40R18
40.9km/h
直径693mm
径差+16mm
+5%
45
扁平
255/45R18
40.6km/h
直径687mm
径差+10mm
265/45R18
41.1km/h
直径696mm
径差+19mm
275/45R18
41.7km/h
直径705mm
径差+28mm
285/45R18
42.2km/h
直径714mm
径差+37mm
295/45R18
42.7km/h
直径723mm
径差+46mm
+10%
50
扁平
255/50R18
42.1km/h
直径712mm
径差+35mm
265/50R18
42.7km/h
直径722mm
径差+45mm
275/50R18
43.2km/h
直径732mm
径差+55mm
285/50R18
43.8km/h
直径742mm
径差+65mm
295/50R18
44.4km/h
直径752mm
径差+75mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、255/40R18 、265/35R18、265/40R18 、275/35R18 、285/35R18 、295/35R18あたりのタイヤがおすすめです。

275/40R18のタイヤ幅を255mmから305mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、275/40R18の適応サイズと性能の変化 [BC30型8シリーズ クーペ編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


BC30型8シリーズ クーペ[3.0Lターボ 4WD/8AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト5.875kg/ps60.45
1速ギヤ加速性能0.63kg/kgm71.27
1L換算馬力107.0ps/L52.28
1L換算トルク23.16kgm/L76.14
WB/TR比1.73054.42
ワイド&ロー指数0.70561.99
前面の面積2.546m²50.88
最低地上高120mm64.21
スポーツ性能部門の得点491.64

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費12.5km/L40.19
年間維持費284320円51.93
100kmh回転数1330rpm66.77
航続距離825.0km57.18
車の大きさ12.361m³54.42
室内の広さ(仮) 2.241m³38.16
最小回転半径5.2m49.36
馬力単価39375円24.84
ユーティリティ部門の得点382.85

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した BC30型8シリーズ クーペ[3.0Lターボ 4WD/8AT] の総合得点は 874.49 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したBC30型8シリーズ クーペ(4WD/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのクーペ」、「3000ccのクーペ」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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