BMW 7シリーズの性能まとめ [KX44型|4.4L/449PS|FR/8AT|2010年] Active-Hybrid7 F04


画像はBMWより引用
http://www.bmw.co.jp/
投稿:2011/12/28|更新:2019/09/26

BMWの4ドア・5人乗りセダン、KX44型の5代目7シリーズは2009/03から生産が開始され、2015/10に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量4394cc(449PS/66.3kgm)のN63B44A-K210型エンジンを搭載する[Active-Hybrid7 F04|2010/08モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長5070mm×全幅1900mm×全高1490mm、排気量は4394ccであることから、大雑把に分類すると4.4リットルクラス(4400cc、自動車税は4.5L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5070mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超|Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるFR方式(フロントエンジン/リヤドライブ)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

KX44型 7シリーズ [4394cc/449PS FR/8AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

5代目7シリーズの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
3.0L-TB
FR/6AT
1010.0万円
KA30型
[740i F01]
(2010/09)
326PS
45.9kgm
8.2km/L
4.4L-TB
FR/6AT
1200.0万円
KA44型
[750i F01]
(2010/09)
407PS
61.2kgm
6.7km/L
6.0L-TB
FR/8AT
1920.0万円
KB60型
[760iL F02]
(2010/09)
544PS
76.5kgm
6.2km/L
4.4L-TB
FR/8AT
1420.0万円
KX44L型
[Active-Hybrid-7L F04]
(2010/05)
449PS
66.3kgm
9.1km/L
4.4L-TB
FR/6AT
1330.0万円
KB44型
[750iL F02]
(2010/09)
407PS
61.2kgm
6.7km/L
F01系 5代目7シリーズまとめ (F01 F02 F04)【全13件】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーBMW
車名&
グレード
7シリーズ
Active-Hybrid7 F04
その他
お値段12800000円
車両型式DAA-KX44
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
8AT(8段変速・自動)
ドア数&
定員
4ドア
5人
車体寸法長5070×幅1900×高1490mm
軸距&
輪距
3070mm
前1610mm/後1650mm
最小半径5.8m
タイヤ前輪:245/45R19
後輪:275/40R19
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量2140kg
エンジン諸元
原動機型式N63B44A-K210
気筒配列V型8気筒+モーター
排気量4394cc
吸気方式ツインターボ
最高出力449PS[330kW]/5500rpm
最大トルク66.3kgm[650Nm]/2000-4500rpm
使用燃料ハイオクガソリン
JC08燃費9.1km/L(21.4mpg)
10・15燃費10.0km/L(23.5mpg)
100km燃費11.0L/100km
N63B44A-K210型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中~大排気量のスタンダード。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
※これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(76500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(20500円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額8000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2010/08モデルの7シリーズを9年落ちの中古で563.2万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    7シリーズの2010/08モデルの場合、2019年現在では9年が経過しているため、新車価格の40%である512万円に諸経費として51.2万円を足した563.2万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

2010年式を9年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)4500cc以下13年未満76500円
自動車重量税(1年分)2.5トン以下13年未満20500
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷8.5×160円/L188240円
オイル交換(5000km毎)1回8500円×2回17000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本21000円×4本÷3年28000円
任意保険料(月額8000円)月額8000円×12ヶ月96000円
ローン完済後の年間維持費440160円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額93870円×12ヶ月1126440円
ローン返済中の年間維持費1566600円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度71840円
名目金額
自動車税(1年分)76500円
自動車重量税(1年分)20500
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)188240円
オイル交換(5000km毎)17000円
タイヤ交換(3年3万km毎)28000円
任意保険料(月額8000円)96000円
ローン完済後の年間維持費440160円
名目金額
車のローン額(1年分)1126440円
ローン返済中の年間維持費1566600円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
71840円
  • 初度登録から9年経過車の場合、自動車税の区分は「4500cc以下の13年未満」で税額は76500円、重量税の区分は「2.5トン以下の13年未満」で税額は20500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに8500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本21000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額8000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額71,840円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

年間の維持費が60万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3~4万円、年間では36~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

この車の場合は月単位で換算すると36,680円(完済前は130,550円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも憧れちゃいます。

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●7シリーズの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、7シリーズの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則)33770円
ガソリン税(暫定)29530円
石油税3290円
消費税(10%)17110円
合計納税額83700円

例として年間走行距離を10000km、燃費を8.5km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1176.5Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計33770円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで29530円、石油税が2.8円/Lで3290円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては17110円となり、これらを合計した税額は83700円、1年間に燃料代として支払う188240円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で76500円、自動車重量税が年換算で20500円ですから、合計180700円が7シリーズに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)76500円
自動車重量税(1年分)20500
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)56470円
オイル交換(年1回)8500円
タイヤ交換(3万km/6年)8400円
任意保険料(月額6400円)76800円
合計
[差額]
261090円
[-179070円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)76500円
自動車重量税(1年分)20500
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)94120円
オイル交換(年1回)8500円
タイヤ交換(3万km/6年)14000円
任意保険料(月額6800円)81600円
合計
[差額]
309140円
[-131020円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)76500円
自動車重量税(1年分)20500
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)131770円
オイル交換(年1回)11900円
タイヤ交換(3万km/4.3年)19600円
任意保険料(月額7200円)86400円
合計
[差額]
360590円
[-79570円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料96000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて179070円安い261090円に、5000km走行では131020円安い309140円に、7000km走行では79570円安い360590円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km180円4000円4.7万円
20km350円7700円9.1万円
30km530円11700円13.8万円
50km880円19400円22.9万円
100km1760円38700円45.8万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を9.1km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは17.58円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は180円/日となり、20km走行なら350円/日、30km走行なら530円/日、50km走行なら880円/日、100km走行なら1760円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は11700円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は13.8万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

N63B44A-K210型エンジン簡易性能曲線図
N63B44A-K210型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
2000回転時の馬力185PS
4500回転時の馬力417PS
5500回転時の馬力449PS
各回転域でのトルク
2000回転時のトルク66.3kgm
4500回転時のトルク66.3kgm
5500回転時のトルク58.5kgm
N63B44A-K210型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているN63B44型4394cc、V型8気筒+モーターのツインターボエンジンは5500回転時に最高出力449馬力を、2000-4500回転時に最大トルク66.3kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2000rpmから最高出力が発生する5500rpmまで」の3500rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は63.6%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
4500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
4500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ4.77kg/PS(2140kg/449PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ4.77kg/PS
車体+1人4.89kg/PS
車体+5人5.38kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg4.90kg/PS
車体+70kg4.92kg/PS
車体+80kg4.94kg/PS
車体+90kg4.97kg/PS
車体+100kg4.99kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは4.89kg/PS(2195kg/449PS)となり、数値としては0.12kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは5.38kg/PS(2415kg/449PS)となり、0.61kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

7シリーズのライバル候補車たち

4.86kg/PS
A8
4.0L/460PS|4WD/8AT
4.71kg/PS
A8
4.0L/460PS|4WD/8AT
5.05kg/PS
ゴルフR
2.0L/310PS|4WD/7AT
4.92kg/PS
ゴルフR
2.0L/310PS|4WD/6MT
4.90kg/PS
S5 クーペ
3.0L/354PS|4WD/8AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ4.89kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

4.65kg/PSから5.13kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、アウディの5人乗りセダン「F8CXYF型 A8」、アウディの5人乗りセダン「F8CXYL型 A8」、フォルクスワーゲンの5人乗りハッチバック「AUDJHF型 ゴルフR」、フォルクスワーゲンの5人乗りハッチバック「AUCJXF型 ゴルフR」、アウディの4人乗りクーペ「F5CWGF型 S5 クーペ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

KX44型 7シリーズ [Active-Hybrid7 F04]とパワーウェイトレシオが近い車種|4.89kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.88
平均ピストンスピード16.2m/s
トルクウェイトレシオ32.3kg/kgm
1馬力あたりのお値段28508円
排気量1Lあたり馬力102.2PS/L
排気量1Lあたりトルク15.09kgm/L
1気筒あたりの馬力56.1PS
1気筒あたりのトルク8.3kgm
パワーバンド比率63.6%
各種ランキング
セダンのPWR
4.0~4.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは32.3kg/kgm(2140kg/66.3kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が12800000円、最高出力が449馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は28508円、逆に1万円あたりでは0.35馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は193062円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は102.2PS/L、トルクは15.09kgm/L、1気筒あたりの馬力は56.1馬力、トルクは8.3kgmとなり、このエンジンが449馬力を5500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.2m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が88.3mmであるN63B44型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6800回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.88になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.77m
期待される荷室の幅1.50m
対角線の長さ2.32m
期待される荷室の面積2.66m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.77m(対角線では2.32m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費9.1km/L
燃料タンク容量82L
航続距離(カタログ燃費)746.2km
航続距離(80%燃費)598.6km
満タンプライス13120円
1万円でどこまで行ける?568.8km
車両価格/航続距離17154円/km

JC08モード燃費が9.1km/Lですので、燃料タンクの容量が82リットルですと航続可能距離は746.2kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(8.2km/L)とすると672.4km、80%(7.3km/L)だと598.6km、70%(6.4km/L)では524.8kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン82リットルの給油で13120円、上で計算した航続距離を踏まえると746.2km(80%燃費時598.6km)を走行するのに13120円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば568.8km(往復なら片道284.4km)、カタログ値の80%なら455.0km(片道227.5km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で746.2kmの距離を移動できるKX44型 7シリーズ [Active-Hybrid7 F04]という乗り物を、1280.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「17154円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの275/40R19と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 275/40R19 | 直径 703mm

-20mm
幅255mm
-10mm
幅265mm
変更なし
幅275mm
+10mm
幅285mm
+20mm
幅295mm
-5%
35
扁平
255/35R19
37.7km/h
直径662mm
径差-41mm
265/35R19
38.1km/h
直径669mm
径差-34mm
275/35R19
38.5km/h
直径676mm
径差-27mm
285/35R19
38.9km/h
直径683mm
径差-20mm
295/35R19
39.3km/h
直径690mm
径差-13mm
0%
40
扁平
255/40R19
39.1km/h
直径687mm
径差-16mm
265/40R19
39.5km/h
直径695mm
径差-8mm
275/40R19
40.0km/h
703mm
0mm
285/40R19
40.5km/h
直径711mm
径差+8mm
295/40R19
40.9km/h
直径719mm
径差+16mm
+5%
45
扁平
255/45R19
40.6km/h
直径713mm
径差+10mm
265/45R19
41.1km/h
直径722mm
径差+19mm
275/45R19
41.6km/h
直径731mm
径差+28mm
285/45R19
42.1km/h
直径740mm
径差+37mm
295/45R19
42.6km/h
直径749mm
径差+46mm
+10%
50
扁平
255/50R19
42.0km/h
直径738mm
径差+35mm
265/50R19
42.6km/h
直径748mm
径差+45mm
275/50R19
43.1km/h
直径758mm
径差+55mm
285/50R19
43.7km/h
直径768mm
径差+65mm
295/50R19
44.3km/h
直径778mm
径差+75mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、255/40R19 、265/35R19、265/40R19 、275/35R19 、285/35R19 、295/35R19あたりのタイヤがおすすめです。

275/40R19のタイヤ幅を255mmから305mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを19インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが275/40R19のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご検討くださいませ。


KX44型7シリーズ[4.4L-TT FR/8AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト4.77kg/ps63.63
1速ギヤ加速性能39.24
1L換算馬力102.2ps/L50.85
1L換算トルク15.09kgm/L49.14
WB/TR比1.8838.75
ワイド&ロー指数0.78456.76
前面の面積2.831m²43.29
最低地上高44.91
スポーツ性能部門の得点386.57

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
JC08燃費9.1km/L37.65
年間維持費440160円39.10
100kmh回転数42.83
航続距離746.2km52.41
車の大きさ14.353m³62.87
室内の広さ(仮) 2.603m³42.04
最小回転半径5.8m36.60
馬力単価28508円39.34
ユーティリティ部門の得点352.84

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した KX44型7シリーズ[4.4L-TT FR/8AT] の総合得点は 739.41 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したKX44型7シリーズ(FR/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「4500ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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