BMW 5シリーズ セダンの性能まとめ [HE40型|4.0L/286PS|FR/5AT|1993年] 540i E34


画像はBMWより引用
http://www.bmw.co.jp/
投稿:2011/12/27|更新:2019/09/26

BMWの4ドア・5人乗りセダン、HE40型の3代目5シリーズ セダンは1988/08から生産が開始され、1996/06に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量3981cc(286PS/40.8kgm)のM60B40型エンジンを搭載する[540i E34|1993/05モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4720mm×全幅1750mm×全高1415mm、排気量は3981ccであることから、大雑把に分類すると4.0リットルクラス(4000cc、自動車税は4.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4720mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下|Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるFR方式(フロントエンジン/リヤドライブ)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

HE40型 5シリーズ セダン [3981cc/286PS FR/5AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

3代目5シリーズ セダンの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
2.5L-NA
FR/5AT
580.0万円
HD25型
[525i E34]
(1993/10)
192PS
25.5kgm
6.9km/L
3.4L-NA
FR/4AT
785.0万円
H35型
[535i Sport E34]
(1992/09)
211PS
31.1kgm
3.8km/L
2.5L-NA
FR/5AT
630.0万円
HD25型
[525i Touring E34]
(1993/10)
192PS
25.5kgm
6.9km/L
2.0L-NA
FR/5AT
495.0万円
HB20型
[520i E34]
(1993/10)
150PS
19.4kgm
7.0km/L
3.8L-NA
FR/5MT
1280.0万円
M5H型
[BaseGrade E34]
(1993/05)
340PS
40.8kgm
3代目5シリーズ セダンの車両型式・グレード一覧【全9車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーBMW
車名&
グレード
5シリーズ セダン
540i E34
その他
お値段8450000円
車両型式E-HE40
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
5AT(5段変速・自動)
ドア数&
定員
4ドア
5人
車体寸法長4720×幅1750×高1415mm
軸距&
輪距
2765mm
前1470mm/後1485mm
最小半径5.5m
タイヤ前輪:225/60R15
後輪:225/60R15
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量1690kg
エンジン諸元
原動機型式M60B40
気筒配列V型8気筒
排気量3981cc
圧縮比10.0
吸気方式自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力286PS[210kW]/5800rpm
最大トルク40.8kgm[400Nm]/4500rpm
使用燃料ハイオクガソリン
10・15燃費6.2km/L(14.6mpg)
100km燃費16.1L/100km
M60B40型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中~大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(76400円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(25200円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額7500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1993/05モデルの5シリーズ セダンを26年落ちの中古で93万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    5シリーズ セダンの1993/05モデルの場合、2019年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である84.5万円に諸経費として8.5万円を足した93万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

1993年式を26年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)4000cc以下13年経過で増税76400
自動車重量税(1年分)2.0トン以下18年経過で増税25200
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷5.3km/L×160円/L301890円
オイル交換(5000km毎)1回6500円×2回13000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本10000円×4本÷3年13330円
任意保険料(月額7500円)月額7500円×12ヶ月90000円
ローン完済後の年間維持費533740円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額38730円×12ヶ月464760円
ローン返済中の年間維持費998500円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度81240円
名目金額
自動車税(1年分)76400
自動車重量税(1年分)25200
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)301890円
オイル交換(5000km毎)13000円
タイヤ交換(3年3万km毎)13330円
任意保険料(月額7500円)90000円
ローン完済後の年間維持費533740円
名目金額
車のローン額(1年分)464760円
ローン返済中の年間維持費998500円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
81240円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「4000cc以下の13年経過で増税」で税額は76400円、重量税の区分は「2.0トン以下の18年経過で増税」で税額は25200円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額7500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額81,240円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

年間の維持費が50万円を超えてくると、これはもうこの車そのものが趣味の世界です。若しくは、これだけの維持費が掛かる車を所有していることに喜びを感じ、意義を見出しているのかもしれません。

ここまで来ると月単位に換算しても44,478円(完済前は83,208円)という破格の金額になってしまうことを思えば、とてもじゃないけど新車で買って5年のローンを抱えながら乗るような車ではありません。ほとんど乗らずに盆栽としてガレージに飾っておくなら、まあ…

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●5シリーズ セダンの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、5シリーズ セダンの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則)54150円
ガソリン税(暫定)47360円
石油税5280円
消費税(10%)27440円
合計納税額134230円

例として年間走行距離を10000km、燃費を5.3km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1886.8Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計54150円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで47360円、石油税が2.8円/Lで5280円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては27440円となり、これらを合計した税額は134230円、1年間に燃料代として支払う301890円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で76400円、自動車重量税が年換算で25200円ですから、合計235830円が5シリーズ セダンに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)76400
自動車重量税(1年分)25200
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)90570円
オイル交換(年1回)6500円
タイヤ交換(3万km/6年)4000円
任意保険料(月額6000円)72000円
合計
[差額]
288590円
[-245150円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)76400
自動車重量税(1年分)25200
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)150950円
オイル交換(年1回)6500円
タイヤ交換(3万km/6年)6670円
任意保険料(月額6380円)76560円
合計
[差額]
356200円
[-177540円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)76400
自動車重量税(1年分)25200
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)211320円
オイル交換(年1回)9100円
タイヤ交換(3万km/4.3年)9330円
任意保険料(月額6750円)81000円
合計
[差額]
426270円
[-107470円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料90000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて245150円安い288590円に、5000km走行では177540円安い356200円に、7000km走行では107470円安い426270円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km260円5700円6.8万円
20km520円11400円13.5万円
30km770円16900円20.0万円
50km1290円28400円33.5万円
100km2580円56800円67.1万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を6.2km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは25.81円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は260円/日となり、20km走行なら520円/日、30km走行なら770円/日、50km走行なら1290円/日、100km走行なら2580円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は16900円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は20.0万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

M60B40型エンジン簡易性能曲線図
M60B40型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
4500回転時の馬力256PS
5800回転時の馬力286PS
各回転域でのトルク
4500回転時のトルク40.8kgm
5800回転時のトルク35.3kgm
M60B40型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM60B40型3981cc、V型8気筒の自然吸気エンジンは5800回転時に最高出力286馬力を、4500回転時に最大トルク40.8kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4500rpmから最高出力が発生する5800rpmまで」の1300rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は22.4%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ5.91kg/PS(1690kg/286PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ5.91kg/PS
車体+1人6.10kg/PS
車体+5人6.87kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg6.12kg/PS
車体+70kg6.15kg/PS
車体+80kg6.19kg/PS
車体+90kg6.22kg/PS
車体+100kg6.26kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは6.10kg/PS(1745kg/286PS)となり、数値としては0.19kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは6.87kg/PS(1965kg/286PS)となり、0.96kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

5シリーズ セダンのライバル候補車たち

6.16kg/PS
A8
3.0L/340PS|4WD/8AT
6.07kg/PS
6シリーズ グランツーリスモ
3.0L/340PS|4WD/8AT
6.11kg/PS
ゴルフ
2.0L/230PS|FF/6MT
6.20kg/PS
Eクラス カブリオレ
3.0L/333PS|4WD/9AT
6.27kg/PS
カマロ
2.0L/275PS|FR/8AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ6.10kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

5.92kg/PSから6.28kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、アウディの5人乗りセダン「F8CZSF型 A8」、BMWの5人乗りセダン「JV30A型 6シリーズ グランツーリスモ」、フォルクスワーゲンの5人乗りハッチバック「AUCHH型 ゴルフ」、メルセデスベンツの4人乗りオープンカー「238466型 Eクラス カブリオレ」、シボレーの4人乗りオープンカー「謎型 カマロ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

HE40型 5シリーズ セダン [540i E34]とパワーウェイトレシオが近い車種|6.10kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.87
トルクウェイトレシオ41.4kg/kgm
1馬力あたりのお値段29545円
排気量1Lあたり馬力71.8PS/L
排気量1Lあたりトルク10.25kgm/L
1気筒あたりの馬力35.8PS
1気筒あたりのトルク5.1kgm
パワーバンド比率22.4%
各種ランキング
セダンのPWR
3.5~4.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは41.4kg/kgm(1690kg/40.8kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が8450000円、最高出力が286馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は29545円、逆に1万円あたりでは0.34馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は207108円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は71.8PS/L、トルクは10.25kgm/L、1気筒あたりの馬力は35.8馬力、トルクは5.1kgmとなります。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.87になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.65m
期待される荷室の幅1.35m
対角線の長さ2.13m
期待される荷室の面積2.23m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.65m(対角線では2.13m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費6.2km/L
燃料タンク容量80L
航続距離(カタログ燃費)496.0km
航続距離(80%燃費)400.0km
満タンプライス12800円
1万円でどこまで行ける?387.5km
車両価格/航続距離17036円/km

10・15モード燃費が6.2km/Lですので、燃料タンクの容量が80リットルですと航続可能距離は496.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.6km/L)とすると448.0km、80%(5.0km/L)だと400.0km、70%(4.3km/L)では344.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン80リットルの給油で12800円、上で計算した航続距離を踏まえると496.0km(80%燃費時400.0km)を走行するのに12800円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば387.5km(往復なら片道193.8km)、カタログ値の80%なら310.0km(片道155.0km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で496.0kmの距離を移動できるHE40型 5シリーズ セダン [540i E34]という乗り物を、845.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「17036円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの225/60R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/60R15 | 直径 651mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
-5%
55
扁平
205/55R15
37.3km/h
直径607mm
径差-44mm
215/55R15
38.0km/h
直径618mm
径差-33mm
225/55R15
38.6km/h
直径629mm
径差-22mm
235/55R15
39.3km/h
直径640mm
径差-11mm
245/55R15
40.0km/h
直径651mm
径差0mm
0%
60
扁平
205/60R15
38.5km/h
直径627mm
径差-24mm
215/60R15
39.3km/h
直径639mm
径差-12mm
225/60R15
40.0km/h
651mm
0mm
235/60R15
40.7km/h
直径663mm
径差+12mm
245/60R15
41.5km/h
直径675mm
径差+24mm
+5%
65
扁平
205/65R15
39.8km/h
直径648mm
径差-3mm
215/65R15
40.6km/h
直径661mm
径差+10mm
225/65R15
41.4km/h
直径674mm
径差+23mm
235/65R15
42.2km/h
直径687mm
径差+36mm
245/65R15
43.0km/h
直径700mm
径差+49mm
+10%
70
扁平
205/70R15
41.0km/h
直径668mm
径差+17mm
215/70R15
41.9km/h
直径682mm
径差+31mm
225/70R15
42.8km/h
直径696mm
径差+45mm
235/70R15
43.6km/h
直径710mm
径差+59mm
245/70R15
44.5km/h
直径724mm
径差+73mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/60R15、205/65R15 、215/60R15 、225/55R15 、235/55R15 、245/55R15あたりのタイヤがおすすめです。

225/60R15のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが225/60R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご検討くださいませ。


HE40型5シリーズ セダン[4.0L-NA FR/5AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト5.91kg/ps60.37
1速ギヤ加速性能39.24
1L換算馬力71.8ps/L48.76
1L換算トルク10.25kgm/L59.37
WB/TR比1.8739.79
ワイド&ロー指数0.80954.99
前面の面積2.476m²52.84
最低地上高44.91
スポーツ性能部門の得点400.27

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費6.2km/L35.21
年間維持費533740円30.25
100kmh回転数42.83
航続距離496.0km36.86
車の大きさ11.688m³51.64
室内の広さ(仮) 2.119m³36.92
最小回転半径5.5m42.98
馬力単価29545円37.92
ユーティリティ部門の得点314.61

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した HE40型5シリーズ セダン[4.0L-NA FR/5AT] の総合得点は 714.88 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したHE40型5シリーズ セダン(FR/5AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「4000ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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