BMW 3シリーズ セダンの性能まとめ [5X20型|2.0L/184PS|FR/8AT|2020年] 330e M-sport G20


画像はBMWより引用
http://www.bmw.co.jp/
投稿日:2020/10/29

BMWの4ドア・5人乗りセダン、5X20型の7代目3シリーズ セダンは2019/03から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量1998cc(184PS/30.6kgm)のB48B20B型エンジンを搭載する[330e M-sport G20|2020/03モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4715mm×全幅1825mm×全高1450mm、排気量は1998ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、排気量は2000cc以下なれど、全長と全幅が5ナンバー枠を超えていることにより3ナンバー登録になります。車体が大きい割りに排気量が小さいものの、ターボによる過給のおかげで非力さを感じることはなさそうです。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4715mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下|Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるFR方式(フロントエンジン/リヤドライブ)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

5X20型 3シリーズ セダン [1998cc/184PS FR/8AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

7代目3シリーズ セダンの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
2.0L-TB
FR/8AT
489.0万円
5F20型
[318i G20]
(2020/08)
156PS
25.5kgm
13.4km/L
2.0L-TB
4WD/8AT
573.0万円
5V20型
[320d xDrive G20]
(2020/08)
190PS
40.8kgm
15.3km/L
2.0L-TB
FR/8AT
538.0万円
5F20型
[320i G20]
(2020/08)
184PS
30.6kgm
13.8km/L
2.0L-TB
FR/8AT
494.0万円
6K20型
[320i SE Touring G21]
(2019/11)
184PS
30.6kgm
13.3km/L
3.0L-TB
4WD/8AT
980.0万円
5U30型
[M340i xDrive G20]
(2019/10)
387PS
51.0kgm
11.7km/L
7代目3シリーズ セダンの車両型式・グレード一覧【全10車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー BMW
車名&
グレード
3シリーズ セダン
330e M-sport G20
その他 Edition Joy+|モータ型式:P251型(83kW/250Nm)|EV走行換算距離 JC08:57.2km/WLTC:52.4km
お値段 6670000円
車両型式 3LA-5X20
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
8AT(8段変速・自動)
ドア数&
定員
4ドア
5人
車体寸法 長4715×幅1825×高1450mm
軸距&
輪距
2850mm
前1585mm/後1570mm
最小半径 5.4m
最低高 145mm
タイヤ 前輪:225/45R18
後輪:255/40R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1830kg
エンジン諸元
原動機型式 B48B20B
気筒配列 直列4気筒+モーター
排気量1998cc
吸気方式 ターボ
最高出力 184PS[135kW]/5000rpm
最大トルク 30.6kgm[300Nm]/1350-4000rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
WLTC燃費 13.1km/L(30.8mpg)
JC08燃費 15.4km/L(36.2mpg)
100km燃費 7.6L/100km
B48B20B型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
※これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(39500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(16400円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、3シリーズ セダンの新車を767.1万円(諸費用として100.1万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 13年未満 39500円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷13.1km/L×140円/L 106870円
オイル交換(5000km毎) 1回5500円×2回 11000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 1本18000円×4本÷3年 24000円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 277690円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額127840円×12ヶ月 1534080円
ローン返済中の年間維持費 1811770円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 63640円
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(年間1万km) 106870円
オイル交換(5000km毎) 11000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 24000円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 277690円
名目 金額
車のローン額(1年分) 1534080円
ローン返済中の年間維持費 1811770円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
63640円
  • 初度登録から0年経過車の場合、自動車税の区分は「2000cc以下の13年未満」で税額は39500円、重量税の区分は「2.0トン以下の13年未満」で税額は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額63,640円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると23,141円(完済前は150,981円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

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●3シリーズ セダンの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、3シリーズ セダンの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 21910円
ガソリン税(暫定) 19160円
石油税 2140円
消費税(10%) 9720円
合計納税額 52930円

例として年間走行距離を10000km、燃費を13.1km/L、ガソリンを1リットルあたり140円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は763.4Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計21910円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで19160円、石油税が2.8円/Lで2140円になります。

ガソリン車の場合は本体価格70.7円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては9720円となり、これらを合計した税額は52930円、1年間に燃料代として支払う106870円のうち49.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で39500円、自動車重量税が年換算で16400円ですから、合計108830円が3シリーズ セダンに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(3000km分) 32060円
オイル交換(年1回) 5500円
タイヤ交換(3万km/6年) 7200円
任意保険料(月額4400円) 52800円
合計
[差額]
167380円
[-110310円]
年間5000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(5000km分) 53440円
オイル交換(年1回) 5500円
タイヤ交換(3万km/6年) 12000円
任意保険料(月額4680円) 56160円
合計
[差額]
196920円
[-80770円]
年間7000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(7000km分) 74810円
オイル交換(年1回) 7700円
タイヤ交換(3万km/4.3年) 16800円
任意保険料(月額4950円) 59400円
合計
[差額]
228530円
[-49160円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて110310円安い167380円に、5000km走行では80770円安い196920円に、7000km走行では49160円安い228530円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率を変えて燃料代を計算してみる

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(9.6km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(13.2km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(15.4km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(13.1km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとしたときの市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、燃料代がどのように変化するかを見ていきたいと思います。※1リットル140円として計算

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km131250円
郊外500km5310円
高速道路500km4550円
合計
[差額]
141110円
[+34240円]
平均燃費9.9km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が9.6km/Lでは937.5Lを消費して、燃料代は131250円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が13.2km/Lでは37.9Lを消費して、燃料代は5310円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が15.4km/Lでは32.5Lを消費して、燃料代は4550円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1007.9L、かかった燃料代が141110円となり、平均燃費は9.9km/L(-3.2km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+34240円という結果になりました。

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km72910円
郊外5000km53030円
高速道路0km0円
合計
[差額]
125940円
[+19070円]
平均燃費11.1km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が9.6km/Lでは520.8Lを消費して、燃料代は72910円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が13.2km/Lでは378.8Lを消費して、燃料代は53030円になります。

このパターンでは使用した燃料量が899.6L、かかった燃料代が125940円となり、平均燃費は11.1km/L(-2.0km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+19070円という結果になりました。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km48570円
郊外3340km35420円
高速道路3330km30270円
合計
[差額]
114260円
[+7390円]
平均燃費12.3km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が9.6km/Lでは346.9Lを消費して、燃料代は48570円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が13.2km/Lでは253.0Lを消費して、燃料代は35420円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が15.4km/Lでは216.2Lを消費して、燃料代は30270円になります。

このパターンでは使用した燃料量が816.1L、かかった燃料代が114260円となり、平均燃費は12.3km/L(-0.8km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+7390円という結果になりました。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km7290円
郊外9000km95450円
高速道路500km4550円
合計
[差額]
107290円
[+420円]
平均燃費13.0km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が9.6km/Lでは52.1Lを消費して、燃料代は7290円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が13.2km/Lでは681.8Lを消費して、燃料代は95450円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が15.4km/Lでは32.5Lを消費して、燃料代は4550円になります。

このパターンでは使用した燃料量が766.4L、かかった燃料代が107290円となり、平均燃費は13.0km/L(-0.1km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+420円という結果になりました。

極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(9.9km/L・11.1km/L・12.3km/L・13.0km/L)、燃料代のほうもなかなかな違い(141110円・125940円・114260円・107290円)が出てくることがわかります。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km110円2400円2.9万円
20km210円4600円5.5万円
30km320円7000円8.3万円
50km530円11700円13.8万円
100km1070円23500円27.8万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を140円、燃費を13.1km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは10.69円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は110円/日となり、20km走行なら210円/日、30km走行なら320円/日、50km走行なら530円/日、100km走行なら1070円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は7000円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は8.3万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

B48B20B型エンジン簡易性能曲線図
B48B20B型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
1350回転時の馬力 58PS
4000回転時の馬力 171PS
5000回転時の馬力 184PS
各回転域でのトルク
1350回転時のトルク 30.6kgm
4000回転時のトルク 30.6kgm
5000回転時のトルク 26.4kgm
B48B20B型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているB48B20型1998cc、直列4気筒+モーターのターボエンジンは5000回転時に最高出力184馬力を、1350-4000回転時に最大トルク30.6kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1350rpmから最高出力が発生する5000rpmまで」の3650rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は73.0%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.946kg/PS(1830kg/184PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.946kg/PS
車体+1人10.24kg/PS
車体+5人11.44kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg10.27kg/PS
車体+70kg10.33kg/PS
車体+80kg10.38kg/PS
車体+90kg10.43kg/PS
車体+100kg10.49kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは10.24kg/PS(1885kg/184PS)となり、数値としては0.29kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは11.44kg/PS(2105kg/184PS)となり、1.49kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

3シリーズ セダンのライバル候補車たち

10.184kg/PS
X4
2.0L/190PS|4WD/8AT
10.233kg/PS
Aクラス セダン
2.0L/150PS|FF/8AT
10.245kg/PS
X3
2.0L/184PS|4WD/8AT
10.321kg/PS
1シリーズ
1.5L/140PS|FF/7AT
10.299kg/PS
Eクラス ステーションワゴン
1.5L/184PS|4WD/9AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ10.245kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

10.14kg/PSから10.35kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、BMWの5人乗りSUV「VJ20型 X4」、メルセデスベンツの5人乗りセダン「177112型 Aクラス セダン」、BMWの5人乗りSUV「TY20型 X3」、BMWの5人乗りハッチバック「7K15型 1シリーズ」、メルセデスベンツの5人乗りワゴン「213278C型 Eクラス ステーションワゴン」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

5X20型 3シリーズ セダン [330e M-sport G20]とパワーウェイトレシオが近い車種|10.245kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は100.5PS/tとなっています。


いろいろな数値
WB/TR比 1.806
平均ピストンスピード 15.8m/s
トルクウェイトレシオ 59.8kg/kgm
1馬力あたりのお値段 36250円
排気量1Lあたり馬力 92.1PS/L
排気量1Lあたりトルク 15.32kgm/L
1気筒あたりの馬力 46.0PS
1気筒あたりのトルク 7.7kgm
パワーバンド比率 73.0%
各種ランキング
セダンのPWR
1.8~2.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは59.8kg/kgm(1830kg/30.6kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が6670000円、最高出力が184馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は36250円、逆に1万円あたりでは0.28馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は217974円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は92.1PS/L、トルクは15.32kgm/L、1気筒あたりの馬力は46.0馬力、トルクは7.7kgmとなり、このエンジンが184馬力を5000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.8m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が94.6mmであるB48B20型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6340回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.806になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.65m
期待される荷室の幅 1.43m
対角線の長さ 2.18m
期待される荷室の面積 2.36m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.65m(対角線では2.18m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 13.1km/L
燃料タンク容量 40L
航続距離(カタログ燃費) 524.0km
航続距離(80%燃費) 420.0km
満タンプライス 5600円
1万円でどこまで行ける? 935.7km
車両価格/航続距離 12729円/km

WLTCモード燃費が13.1km/Lですので、燃料タンクの容量が40リットルですと航続可能距離は524.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(11.8km/L)とすると472.0km、80%(10.5km/L)だと420.0km、70%(9.2km/L)では368.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン40リットルの給油で5600円、上で計算した航続距離を踏まえると524.0km(80%燃費時420.0km)を走行するのに5600円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば935.7km(往復なら片道467.9km)、カタログ値の80%なら748.6km(片道374.3km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で524.0kmの距離を移動できる5X20型 3シリーズ セダン [330e M-sport G20]という乗り物を、667.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「12729円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
WLTCモード燃費
13.1km/L
524.0km
市街地燃費
9.6km/L
384.0km
[-140.0km]
郊外燃費
13.2km/L
528.0km
[+4.0km]
高速道路燃費
15.4km/L
616.0km
[+92.0km]

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を40Lとしたとき、市街地モード燃費9.6km/Lでの航続距離は384.0km(-140.0km)、郊外モード燃費13.2km/Lでの航続距離は528.0km(+4.0km)、高速道路モード燃費15.4km/Lでの航続距離は616.0km(+92.0km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合5000rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした5500回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 5500rpm|タイヤサイズ 255/40R18|タイヤ直径 66.1cm|円周長 207.7cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
5500rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 4.714 15.23 - - 45km/h 12220rpm 1410.2kgm
2速 3.143 10.15 0.667 1-2/3670rpm 67km/h 8150rpm 940.2kgm
3速 2.106 6.804 0.670 2-3/3690rpm 101km/h 5460rpm 630.0kgm
4速 1.667 5.386 0.792 3-4/4360rpm 127km/h 4320rpm 498.7kgm
5速 1.285 4.152 0.771 4-5/4240rpm 165km/h 3330rpm 384.4kgm
6速 1.000 3.231 0.778 5-6/4280rpm 212km/h 2590rpm 299.1kgm
7速 0.839 2.711 0.839 6-7/4610rpm 253km/h 2180rpm 251.0kgm
8速 0.667 2.155 0.795 7-8/4370rpm 318km/h 1730rpm 199.5kgm
Final 3.231 レシオカバレッジ(変速比幅)7.067

ギヤの繋がりイメージ
5X20型3シリーズ セダン8AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数1350-4000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.231)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(30.6kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.231)÷タイヤの有効半径(0.3305m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は8速ギヤの318km(5000rpmでは289.1km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:5000rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

5000rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ41km/h-
2速ギヤ61km/h3340rpm
3速ギヤ92km/h3350rpm
4速ギヤ116km/h3960rpm
5速ギヤ150km/h3860rpm
6速ギヤ193km/h3890rpm
7速ギヤ230km/h4200rpm
8速ギヤ289km/h3980rpm

5X20型3シリーズ セダンに搭載されたB48B20型1998ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する5000rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで5000rpmまで引っ張ると41km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は5000rpmから3340rpmまで落ち、そこから5000rpmまで加速を続けると速度は61km/h(+20km/h)になります。

3速ギヤでは3350rpmまで落ちて5000rpmで92km/h(+31km/h)に、4速ギヤでは3960rpmまで落ちて5000rpmで116km/h(+24km/h)に、5速ギヤでは3860rpmまで落ちて5000rpmで150km/h(+34km/h)になります。

続いて6速ギヤでは3890rpmまで落ちて5000rpmで193km/h(+43km/h)に、7速ギヤでは4200rpmまで落ちて5000rpmで230km/h(+37km/h)に、8速ギヤでは3980rpmまで落ちて5000rpmで289km/h(+59km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが1350-4000回転で最大トルク30.6kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば59.8kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(9.946kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1410.2kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1830kg)を1速ギヤの最大駆動力(1410.2kgm)で割ってみると1.30kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する5000回転でのトルク(26.4kgm)からTWRを算出すると1.50kg/kgmとなり、1350-5000回転の回転域では1.30-1.50kg/kgmの間で推移することがわかります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4890 7330 9780 12220 14670 17110 22000
2速 3260 4890 6520 8150 9780 11410 14670
3速 2180 3280 4370 5460 6550 7640 9830
4速 1730 2590 3460 4320 5190 6050 7780
5速 1330 2000 2670 3330 4000 4660 6000
6速 1040 1560 2070 2590 3110 3630 4670
7速 870 1310 1740 2180 2610 3050 3920
8速 690 1040 1380 1730 2080 2420 3110
※赤い数字は暫定レブリミット(5500rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.667)を選択して時速100kmにて走行すると1730回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1040回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1210回転、一般的な高速道路の80km/hでは1380回転、100km/hでは1730回転、制限速度が120km/hになると2080回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは3110回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。

ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 16 25 33 41 49 57 65
2速 12 25 37 49 61 74 86 98
3速 18 37 55 73 92 110 128 147
4速 23 46 69 93 116 139 162 185
5速 30 60 90 120 150 180 210 240
6速 39 77 116 154 193 231 270 309
7速 46 92 138 184 230 276 322 368
8速 58 116 173 231 289 347 405 463

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(5500回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの255/40R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 255/40R18 | 直径 661mm

-20mm
幅235mm
-10mm
幅245mm
変更なし
幅255mm
+10mm
幅265mm
+20mm
幅275mm
-5%
35
扁平
235/35R18
37.6km/h
直径622mm
径差-39mm
245/35R18
38.1km/h
直径629mm
径差-32mm
255/35R18
38.5km/h
直径636mm
径差-25mm
265/35R18
38.9km/h
直径643mm
径差-18mm
275/35R18
39.3km/h
直径650mm
径差-11mm
0%
40
扁平
235/40R18
39.0km/h
直径645mm
径差-16mm
245/40R18
39.5km/h
直径653mm
径差-8mm
255/40R18
40.0km/h
661mm
0mm
265/40R18
40.5km/h
直径669mm
径差+8mm
275/40R18
41.0km/h
直径677mm
径差+16mm
+5%
45
扁平
235/45R18
40.5km/h
直径669mm
径差+8mm
245/45R18
41.0km/h
直径678mm
径差+17mm
255/45R18
41.6km/h
直径687mm
径差+26mm
265/45R18
42.1km/h
直径696mm
径差+35mm
275/45R18
42.7km/h
直径705mm
径差+44mm
+10%
50
扁平
235/50R18
41.9km/h
直径692mm
径差+31mm
245/50R18
42.5km/h
直径702mm
径差+41mm
255/50R18
43.1km/h
直径712mm
径差+51mm
265/50R18
43.7km/h
直径722mm
径差+61mm
275/50R18
44.3km/h
直径732mm
径差+71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、235/40R18 、245/35R18、245/40R18 、255/35R18 、265/35R18 、275/35R18あたりのタイヤがおすすめです。

255/40R18のタイヤ幅を235mmから285mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、255/40R18の適応サイズと性能の変化 [5X20型3シリーズ セダン編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


5X20型3シリーズ セダン[2.0Lターボ FR/8AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト9.946kg/ps48.86
1速ギヤ加速性能1.30kg/kgm56.32
1L換算馬力92.1ps/L46.52
1L換算トルク15.32kgm/L49.56
WB/TR比1.80646.42
ワイド&ロー指数0.79555.78
前面の面積2.646m²48.26
最低地上高145mm53.48
スポーツ性能部門の得点405.20

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費13.1km/L41.49
年間維持費277690円52.60
100kmh回転数1730rpm61.10
航続距離524.0km38.68
車の大きさ12.477m³54.91
室内の広さ(仮) 2.262m³38.38
最小回転半径5.4m45.11
馬力単価36250円29.09
ユーティリティ部門の得点361.36

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 5X20型3シリーズ セダン[2.0Lターボ FR/8AT] の総合得点は 766.56 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した5X20型3シリーズ セダン(FR/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「2000ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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