BMW 3シリーズ ツーリングの性能まとめ [8E15型|1.5L/136PS|FR/8AT|2016年] 318i Touring-SE F31


画像はBMWより引用
http://www.bmw.co.jp/
投稿:2017/04/03|更新:2019/09/26

BMWの5ドア・5人乗りワゴン、8E15型の6代目3シリーズ ツーリングは2012/01から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量1498cc(136PS/22.4kgm)のB38B15A型エンジンを搭載する[318i Touring-SE F31|2016/10モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4645mm×全幅1800mm×全高1460mm、排気量は1498ccであることから、大雑把に分類すると1.5リットルクラス(1500cc、自動車税は1.5L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4645mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下|Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるFR方式(フロントエンジン/リヤドライブ)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

8E15型 3シリーズ ツーリング [1498cc/136PS FR/8AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

6代目3シリーズ ツーリングの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
2.0L-TB
FR/8AT
491.0万円
3D20型
[320d Blue-Pfmc Touring F31]
(2012/09)
184PS
38.7kgm
19.4km/L
2.0L-TB
FR/6MT
459.0万円
3B20型
[320i Sport F30]
(2012/04)
184PS
27.5kgm
16.0km/L
2.0L-TB
FR/8AT
470.0万円
3D20型
[320d Blue-Performance F30]
(2012/08)
184PS
38.7kgm
19.4km/L
3.0L-TB
FR/8AT
699.0万円
3F30型
[Active-Hybrid3]
(2012/07)
306PS
40.8kgm
16.5km/L
3.0L-TB
FR/7AT
1104.0万円
3C30型
[Sedan F80]
(2014/07)
431PS
56.1kgm
12.2km/L
F30型3シリーズまとめ (F30 F31 F34 6th)【全24件】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー BMW
車名&
グレード
3シリーズ ツーリング
318i Touring-SE F31
その他 Sport Luxury M-Sport
お値段 4310000円
車両型式 DBA-8E15
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
8AT(8段変速・自動)
ドア数&
定員
5ドア
5人
車体寸法 長4645×幅1800×高1460mm
軸距&
輪距
2810mm
前1545mm/後1585mm
最小半径 5.4m
最低高 140mm
タイヤ 前輪:205/60R16
後輪:205/60R16
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1620kg
エンジン諸元
原動機型式 B38B15A
気筒配列 直列3気筒
排気量1498cc
圧縮比11.0
吸気方式 ターボ
最高出力 136PS[100kW]/4400rpm
最大トルク 22.4kgm[220Nm]/1250-4300rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
JC08燃費 17.0km/L(40.0mpg)
100km燃費 5.9L/100km
B38B15A型エンジンの諸元と性能まとめ
直列3気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に3個配置する方式。小排気量のスタンダード。
直列3気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(34500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(16400円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額5000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、3シリーズ ツーリングの新車を495.7万円(諸費用として64.7万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 1500cc以下 13年未満 34500円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷15.8×160円/L 101270円
オイル交換(5000km毎) 1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 1本12000円×4本÷3年 16000円
任意保険料(月額5000円) 月額5000円×12ヶ月 60000円
ローン完済後の年間維持費 251090円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額82610円×12ヶ月 991320円
ローン返済中の年間維持費 1242410円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 63640円
名目 金額
自動車税(1年分) 34500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(年間1万km) 101270円
オイル交換(5000km毎) 9000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 16000円
任意保険料(月額5000円) 60000円
ローン完済後の年間維持費 251090円
名目 金額
車のローン額(1年分) 991320円
ローン返済中の年間維持費 1242410円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
63640円
  • 初度登録から4年経過車の場合、自動車税の区分は「1500cc以下の13年未満」で税額は34500円、重量税の区分は「2.0トン以下の13年未満」で税額は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額63,640円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると20,924円(完済前は103,534円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

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●3シリーズ ツーリングの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、3シリーズ ツーリングの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 18160円
ガソリン税(暫定) 15890円
石油税 1770円
消費税(10%) 9210円
合計納税額 45030円

例として年間走行距離を10000km、燃費を15.8km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は632.9Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計18160円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで15890円、石油税が2.8円/Lで1770円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては9210円となり、これらを合計した税額は45030円、1年間に燃料代として支払う101270円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で34500円、自動車重量税が年換算で16400円ですから、合計95930円が3シリーズ ツーリングに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 34500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(3000km分) 30380円
オイル交換(年1回) 4500円
タイヤ交換(3万km/6年) 4800円
任意保険料(月額4000円) 48000円
合計
[差額]
152500円
[-98590円]
年間5000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 34500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(5000km分) 50640円
オイル交換(年1回) 4500円
タイヤ交換(3万km/6年) 8000円
任意保険料(月額4250円) 51000円
合計
[差額]
178960円
[-72130円]
年間7000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 34500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(7000km分) 70890円
オイル交換(年1回) 6300円
タイヤ交換(3万km/4.3年) 11200円
任意保険料(月額4500円) 54000円
合計
[差額]
207210円
[-43880円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料60000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて98590円安い152500円に、5000km走行では72130円安い178960円に、7000km走行では43880円安い207210円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km90円2000円2.3万円
20km190円4200円4.9万円
30km280円6200円7.3万円
50km470円10300円12.2万円
100km940円20700円24.4万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を17.0km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは9.41円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は90円/日となり、20km走行なら190円/日、30km走行なら280円/日、50km走行なら470円/日、100km走行なら940円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は6200円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は7.3万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

B38B15A型エンジン簡易性能曲線図
B38B15A型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
1250回転時の馬力 39PS
4300回転時の馬力 135PS
4400回転時の馬力 136PS
各回転域でのトルク
1250回転時のトルク 22.4kgm
4300回転時のトルク 22.4kgm
4400回転時のトルク 22.1kgm
B38B15A型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているB38B15型1498cc、直列3気筒のターボエンジンは4400回転時に最高出力136馬力を、1250-4300回転時に最大トルク22.4kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1250rpmから最高出力が発生する4400rpmまで」の3150rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は71.6%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
1500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ11.910kg/PS(1620kg/136PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ11.910kg/PS
車体+1人12.32kg/PS
車体+5人13.93kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg12.35kg/PS
車体+70kg12.43kg/PS
車体+80kg12.50kg/PS
車体+90kg12.57kg/PS
車体+100kg12.65kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは12.32kg/PS(1675kg/136PS)となり、数値としては0.41kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは13.93kg/PS(1895kg/136PS)となり、2.02kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

3シリーズ ツーリングのライバル候補車たち

12.333kg/PS
MAZDA2
1.5L/105PS|4WD/6AT
12.387kg/PS
MAZDA3 ファストバック
1.5L/111PS|FF/6MT
12.284kg/PS
カローラ スポーツ
1.2L/116PS|4WD/CVT
12.284kg/PS
CX-3
1.8L/116PS|4WD/6AT
12.233kg/PS
ランディ
2.0L/150PS|4WD/CVT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ12.316kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

12.19kg/PSから12.44kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、マツダの5人乗りハッチバック「DJ5AS型 MAZDA2」、マツダの5人乗りハッチバック「BP5P型 MAZDA3 ファストバック」、トヨタの5人乗りハッチバック「NRE214H型 カローラ スポーツ」、マツダの5人乗りSUV「DK8AW型 CX-3」、スバルの5人乗りワゴン「GK3型 インプレッサ スポーツ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

8E15型 3シリーズ ツーリング [318i Touring-SE F31]とパワーウェイトレシオが近い車種|12.316kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比 1.80
トルクウェイトレシオ 72.3kg/kgm
1馬力あたりのお値段 31691円
排気量1Lあたり馬力 90.8PS/L
排気量1Lあたりトルク 14.95kgm/L
1気筒あたりの馬力 45.3PS
1気筒あたりのトルク 7.5kgm
パワーバンド比率 71.6%
各種ランキング
ステーションワゴンのPWR
1.3~1.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは72.3kg/kgm(1620kg/22.4kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が4310000円、最高出力が136馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は31691円、逆に1万円あたりでは0.32馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は192411円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は90.8PS/L、トルクは14.95kgm/L、1気筒あたりの馬力は45.3馬力、トルクは7.5kgmとなります。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.80になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.63m
期待される荷室の幅 1.40m
対角線の長さ 2.15m
期待される荷室の面積 2.28m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.63m(対角線では2.15m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費 17.0km/L
燃料タンク容量 60L
航続距離(カタログ燃費) 1020.0km
航続距離(80%燃費) 816.0km
満タンプライス 9600円
1万円でどこまで行ける? 1062.5km
車両価格/航続距離 4225円/km

JC08モード燃費が17.0km/Lですので、燃料タンクの容量が60リットルですと航続可能距離は1020.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(15.3km/L)とすると918.0km、80%(13.6km/L)だと816.0km、70%(11.9km/L)では714.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン60リットルの給油で9600円、上で計算した航続距離を踏まえると1020.0km(80%燃費時816.0km)を走行するのに9600円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1062.5km(往復なら片道531.2km)、カタログ値の80%なら850.0km(片道425.0km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で1020.0kmの距離を移動できる8E15型 3シリーズ ツーリング [318i Touring-SE F31]という乗り物を、431.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「4225円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合4400rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした4900回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 4900rpm|タイヤサイズ 205/60R16|タイヤ直径 65.2cm|円周長 204.8cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
4900rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 4.714 15.23 - - 40km/h 12390rpm 1046.5kgm
2速 3.143 10.15 0.667 1-2/3270rpm 59km/h 8260rpm 697.8kgm
3速 2.106 6.804 0.670 2-3/3280rpm 88km/h 5540rpm 467.5kgm
4速 1.667 5.386 0.792 3-4/3880rpm 112km/h 4380rpm 370.1kgm
5速 1.285 4.152 0.771 4-5/3780rpm 145km/h 3380rpm 285.3kgm
6速 1.000 3.231 0.778 5-6/3810rpm 186km/h 2630rpm 222.0kgm
7速 0.839 2.711 0.839 6-7/4110rpm 222km/h 2210rpm 186.3kgm
8速 0.667 2.155 0.795 7-8/3900rpm 279km/h 1750rpm 148.1kgm
Final 3.231 レシオカバレッジ(変速比幅)7.067

ギヤの繋がりイメージ
8E15型3シリーズ ツーリング8AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数1250-4300rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.231)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(22.4kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.231)÷タイヤの有効半径(0.326m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は8速ギヤの279km(4400rpmでは250.9km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:4400rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

4400rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ35km/h-
2速ギヤ53km/h2930rpm
3速ギヤ79km/h2950rpm
4速ギヤ100km/h3480rpm
5速ギヤ130km/h3390rpm
6速ギヤ167km/h3420rpm
7速ギヤ199km/h3690rpm
8速ギヤ251km/h3500rpm

8E15型3シリーズ ツーリングに搭載されたB38B15型1498ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する4400rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで4400rpmまで引っ張ると35km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は4400rpmから2930rpmまで落ち、そこから4400rpmまで加速を続けると速度は53km/h(+18km/h)になります。

3速ギヤでは2950rpmまで落ちて4400rpmで79km/h(+26km/h)に、4速ギヤでは3480rpmまで落ちて4400rpmで100km/h(+21km/h)に、5速ギヤでは3390rpmまで落ちて4400rpmで130km/h(+30km/h)になります。

続いて6速ギヤでは3420rpmまで落ちて4400rpmで167km/h(+37km/h)に、7速ギヤでは3690rpmまで落ちて4400rpmで199km/h(+32km/h)に、8速ギヤでは3500rpmまで落ちて4400rpmで251km/h(+52km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが1250-4300回転で最大トルク22.4kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば72.3kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(11.910kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1046.5kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1620kg)を1速ギヤの最大駆動力(1046.5kgm)で割ってみると1.55kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する4400回転でのトルク(22.1kgm)からTWRを算出すると1.57kg/kgmとなり、1250-4400回転の回転域では1.55-1.57kg/kgmの間で推移することがわかります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4960 7440 9920 12390 14870 17350 22310
2速 3310 4960 6610 8260 9920 11570 14880
3速 2220 3320 4430 5540 6650 7750 9970
4速 1750 2630 3510 4380 5260 6140 7890
5速 1350 2030 2700 3380 4050 4730 6080
6速 1050 1580 2100 2630 3160 3680 4730
7速 880 1320 1760 2210 2650 3090 3970
8速 700 1050 1400 1750 2100 2460 3160
※赤い数字は暫定レブリミット(4900rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.667)を選択して時速100kmにて走行すると1750回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1050回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1230回転、一般的な高速道路の80km/hでは1400回転、100km/hでは1750回転、制限速度が120km/hになると2100回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは3160回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。

ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 16 24 32 40 48 56 65
2速 12 24 36 48 61 73 85 97
3速 18 36 54 72 90 108 126 144
4速 23 46 68 91 114 137 160 183
5速 30 59 89 118 148 178 207 237
6速 38 76 114 152 190 228 266 304
7速 45 91 136 181 227 272 317 363
8速 57 114 171 228 285 342 399 456

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(4900回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの205/60R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 205/60R16 | 直径 652mm

-20mm
幅185mm
-10mm
幅195mm
変更なし
幅205mm
+10mm
幅215mm
+20mm
幅225mm
-5%
55
扁平
185/55R16
37.4km/h
直径610mm
径差-42mm
195/55R16
38.1km/h
直径621mm
径差-31mm
205/55R16
38.8km/h
直径632mm
径差-20mm
215/55R16
39.4km/h
直径643mm
径差-9mm
225/55R16
40.1km/h
直径654mm
径差+2mm
0%
60
扁平
185/60R16
38.5km/h
直径628mm
径差-24mm
195/60R16
39.3km/h
直径640mm
径差-12mm
205/60R16
40.0km/h
652mm
0mm
215/60R16
40.7km/h
直径664mm
径差+12mm
225/60R16
41.5km/h
直径676mm
径差+24mm
+5%
65
扁平
185/65R16
39.7km/h
直径647mm
径差-5mm
195/65R16
40.5km/h
直径660mm
径差+8mm
205/65R16
41.3km/h
直径673mm
径差+21mm
215/65R16
42.1km/h
直径686mm
径差+34mm
225/65R16
42.9km/h
直径699mm
径差+47mm
+10%
70
扁平
185/70R16
40.8km/h
直径665mm
径差+13mm
195/70R16
41.7km/h
直径679mm
径差+27mm
205/70R16
42.5km/h
直径693mm
径差+41mm
215/70R16
43.4km/h
直径707mm
径差+55mm
225/70R16
44.2km/h
直径721mm
径差+69mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、185/60R16、185/65R16 、195/55R16、195/60R16 、205/55R16 、215/55R16 あたりのタイヤがおすすめです。

205/60R16のタイヤ幅を185mmから235mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、205/60R16の適応サイズと性能の変化 [8E15型3シリーズ ツーリング編]のページをご覧ください。

205/60R16のタイヤ銘柄と通販価格


8E15型3シリーズ ツーリング[1.5Lターボ FR/8AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト11.910kg/ps43.20
1速ギヤ加速性能1.55kg/kgm50.77
1L換算馬力90.8ps/L46.22
1L換算トルク14.95kgm/L48.59
WB/TR比1.8047.08
ワイド&ロー指数0.81154.77
前面の面積2.628m²48.74
最低地上高140mm55.58
スポーツ性能部門の得点394.95

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
JC08燃費17.0km/L50.02
年間維持費251090円56.93
100kmh回転数1750rpm60.94
航続距離1020.0km69.34
車の大きさ12.207m³53.81
室内の広さ(仮) 2.214m³37.93
最小回転半径5.4m45.11
馬力単価31691円35.12
ユーティリティ部門の得点409.20

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 8E15型3シリーズ ツーリング[1.5Lターボ FR/8AT] の総合得点は 804.15 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した8E15型3シリーズ ツーリング(FR/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのワゴン」、「1500ccのワゴン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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