ホンダ:B21A型エンジン

ここではHONDAのプレリュード(PRELUDE, Si States)のデータを参考にB21A型エンジンを見ていきます。この他のエンジンについてはホンダ製エンジンのまとめページをご覧ください。

B21A型エンジンの諸元
メーカーHONDA
車名&グレードPRELUDE, Si States
エンジン型式B21A
種類直列4気筒DOHC 16V
排気量2056cc
ボア(内径)83.0mm
ストローク(行程)95.0mm
ボアストローク比1.14
圧縮比9.4
吸気方式NA
使用燃料レギュラー
最高出力145ps(107kW)/5800rpm
最大トルク19.0kgm(186Nm)/5000rpm
リッター馬力70.5ps/L
リッタートルク9.2kgm/L

まず基本的な成り立ちとして、B21A型エンジンはボア(内径)83.0mm、ストローク(行程)95.0mm、ボアストローク比1.14のロングストローク型エンジンです。
(※ボアストローク比はストロークをボアで割った数値)

排気量と気筒数が同一の場合、一般的にはロングストローク型はショートストローク型に比べて低回転域でのトルク特性に優れ、扱い易いエンジンとされますが、高回転域では充填効率の悪化や摺動抵抗が増大して出力の低下が懸念されます。なおかつ回転数も同一の場合、ショートストローク型に比べて平均ピストンスピードが高くなりがちなことから、エンジンへの負荷が大きくなる傾向にあります。

圧縮比9.4、排気量2056cc、レギュラーガソリン仕様のNAエンジンは最高出力145ps(107kW)/5800rpm、最大トルク19.0kgm(186Nm)/5000rpmを発生します。 B21A型エンジンの最高出力と最大トルクを排気量1Lあたりで換算すると馬力は70.5ps/L、トルクは9.2kgm/Lになります。仮にリッター換算馬力が100馬力以上のエンジンを”かなりの高出力”、80馬力以上100馬力未満を”高出力”、60馬力以上80馬力未満を”標準的な出力”、60馬力未満を”控えめな出力”のエンジンとしたとき、排気量1Lあたりの馬力が70.5ps/LのB21A型は ”標準的な出力”のエンジンにカテゴライズされます。

回転数/分秒速時速
2000rpm6.3m/s22.7km/h
4000rpm12.7m/s45.7km/h
6000rpm19.0m/s68.4km/h
8000rpm25.3m/s91.1km/h
10000rpm31.7m/s114.1km/h

続きまして平均ピストンスピードについて見てみます。このエンジンが最高出力145馬力を5800回転で発生しているときの平均ピストンスピードは18.4m/sとなり、これは1秒間に18.4メートル(時速にすると66.2km/h)の距離を進む速さでピストンが上下運動していますよ、という意味です。

参考までにストロークが95.0mmのB21A型エンジンを10000回転/毎分まで回したときのピストンスピードの変化を計算してみました。これを見ると回転数が2000回転高くなるごとに概ね6.35m/sずつ速度が増していくようです。 一般的なガソリンエンジンの目安が20.0m/sあたりとすると、(回るか回らないかは別として)6300回転くらいが良い感じの回転数になるのではないかと思います。

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