いすゞ:4ZC1型エンジン

ここではISUZUのピアッツァ(PIAZZA, Irmscher)のデータを参考に4ZC1型エンジンを見ていきます。この他のエンジンについてはいすゞ製エンジンのまとめページをご覧ください。

4ZC1型エンジンの諸元
メーカーISUZU
車名&グレードPIAZZA, Irmscher
エンジン型式4ZC1
種類直列4気筒SOHC
排気量1994cc
ボア(内径)88.0mm
ストローク(行程)82.0mm
ボアストローク比0.93
圧縮比8.2
吸気方式TURBO
使用燃料ハイオク
最高出力150ps(110kW)/5400rpm
最大トルク23.0kgm(225.6Nm)/3400rpm
リッター馬力75.2ps/L
リッタートルク11.5kgm/L

まず基本的な成り立ちとして、4ZC1型エンジンはボア(内径)88.0mm、ストローク(行程)82.0mm、ボアストローク比0.93のショートストローク型エンジンです。
(※ボアストローク比はストロークをボアで割った数値)

排気量と気筒数が同一の場合、一般的にはショートストローク型はロングストローク型に比べて低回転域でのトルク特性に劣り、扱いにくいエンジンとされるものの、高回転域では充填効率の向上や摺動抵抗の増大も(ロングストローク型に比べれば)軽微なことから出力の向上が見込まれます。また同じ回転数でも平均ピストンスピードが抑えられることから、その分エンジンへの負荷は低減される傾向にあります。

圧縮比8.2、排気量1994cc、ハイオクガソリン仕様のターボエンジンは最高出力150ps(110kW)/5400rpm、最大トルク23.0kgm(225.6Nm)/3400rpmを発生します。 4ZC1型エンジンの最高出力と最大トルクを排気量1Lあたりで換算すると馬力は75.2ps/L、トルクは11.5kgm/Lになります。仮にリッター換算馬力が100馬力以上のエンジンを”かなりの高出力”、80馬力以上100馬力未満を”高出力”、60馬力以上80馬力未満を”標準的な出力”、60馬力未満を”控えめな出力”のエンジンとしたとき、排気量1Lあたりの馬力が75.2ps/Lの4ZC1型は ”標準的な出力”のエンジンにカテゴライズされます。

回転数/分秒速時速
2000rpm5.5m/s19.8km/h
4000rpm10.9m/s39.2km/h
6000rpm16.4m/s59.0km/h
8000rpm21.9m/s78.8km/h
10000rpm27.3m/s98.3km/h

続きまして平均ピストンスピードについて見てみます。このエンジンが最高出力150馬力を5400回転で発生しているときの平均ピストンスピードは14.8m/sとなり、これは1秒間に14.8メートル(時速にすると53.3km/h)の距離を進む速さでピストンが上下運動していますよ、という意味です。

参考までにストロークが82.0mmの4ZC1型エンジンを10000回転/毎分まで回したときのピストンスピードの変化を計算してみました。これを見ると回転数が2000回転高くなるごとに概ね5.45m/sずつ速度が増していくようです。 一般的なガソリンエンジンの目安が20.0m/sあたりとすると、(回るか回らないかは別として)7300回転くらいが良い感じの回転数になるのではないかと思います。

4ZC1型エンジンを搭載する車種の一覧

※水色の行は現行モデル、白色の行は絶版モデル
※JC08モード燃費は上段に青文字で、10・15モード燃費は下段に赤文字で表記
※灰色の欄は過給機(ターボ等)付きのエンジンを搭載するモデル
※吸気方式にあるNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャーの略
※画像はクルマ・ポータルサイト Goo-netより引用
イメージ世代&
参照年
車名&グレード
記事リンク
車両型式馬力&
トルク
燃費
(km/L)
排気量&吸気方式
EG型式&駆動&形状
1st
1989/12
ピアッツァ
Irmscher
JR120150ps
23.0kgm

9.8
1.99L-TB(4ZC1)
FR, 4AT
4人, クーペ

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