トヨタ:アリオン (1st,2.0L-NA,FF/CVT,AZT240型) A20


 画像はトヨタ自動車より引用
 http://toyota.jp/

トヨタ自動車の5人乗りセダン、AZT240型の初代アリオンは2001/12から生産が開始され、2007/06に生産(または販売)を終えました。ここでは2004/12モデルにあるA20というグレードのデータを基に解説してみます。

ボディサイズが全長4565×全幅1695×全高1470mm、排気量は1998ccであることから、大雑把に分類すると2リットルクラス(2000cc、2リッターカー、自動車税は2.0L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。

エンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、いわゆるFF方式(フロントエンジン-フロントドライブ)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

初代アリオンの類似グレード

トヨタ:アリオン
(1st,2.0L-NA,FF/CVT,AZT240型) A20のスペックあれこれ

主要諸元

メーカー TOYOTA
車名&
グレード
アリオン
A20
類似グレード S-Package
お値段 2079000円
車両型式 CBA-AZT240
駆動方式&
変速機
FF(FWD,2WD,前輪駆動)&
CVT(無段変速機,連続可変T/M)
ドア数&定員 4ドア, 5人
ボディサイズ 長:4565×幅:1695×高:1470mm
室内寸法 長:1975×幅:1395×高:1190mm
軸距&輪距 2700mm, 1480mm/1460mm
最小回転半径 5.3m
装着タイヤ 前:195/65R15, 後:195/65R15
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ドラム
車両重量 1240kg

エンジン諸元

原動機型式 1AZ-FSE
気筒配列 直列4気筒
排気量 1998cc
圧縮比 10.5
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 155ps(114kW 153hp)/6000rpm
最大トルク 19.6kgm(192.1Nm)/4000rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
10・15燃費 15.2km/L 35.8mpg
100km燃費 6.6L/100km
※直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
※1AZ-FSE型エンジンを搭載する車種の一覧

A20(2.0L, FF, CVT)の得点

恣意的な配点による諸項目の評価・改(2012/11) 調整中・順位激変中
評価項目1 実車の数値 得点 評価項目2 実車の数値 得点
エンジンの種類と気筒数 直列4気筒 4.0 リッター換算馬力 77.6ps/L 6.4
排気量 1998cc 3.3 リッター換算トルク 9.8kgm/L 8.2
最高出力(馬力) 155ps 1.9 馬力単価 13413円 7.3
最大トルク(kgm) 19.6kgm 2.5 室内の体積 3.28m3 3.3
燃料消費率(燃費) 12.2km/L 3.0 室内の比率 28.8% 5.8
車両重量 1240kg 6.8 駆動方式・吸気方式・多段T/Mによる加点 0.0
パワーウェイトレシオ 8.00kg/ps 6.3 総合得点 64.5
トルクウェイトレシオ 63.3kg/kgm 5.7
獲得点数・総合ランキングトヨタ編2.0L以下(NA編)セダン編
  • 10・15燃費とJC08燃費を同じ土俵で比較したかったので、10・15燃費の数値になんとなく0.8を掛けてあります。


税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(39500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(12300円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額6000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2004/12モデルのアリオンを10年落ちの中古で68.6万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • アリオンの中古車を『カーセンサーnet』で検索!
  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    アリオンの2004/12モデルの場合、2014年現在では10年が経過しているため、新車価格の30%である62.4万円に諸経費として6.2万円を足した68.6万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 保険スクエアbang!では最大20社より自動車保険料の比較・検討が可能です。
●2004年式を10年落ちの中古で買った場合の年間維持費
名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 13年未満 39500円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 13年未満 12300
自賠責保険料(1年分) 普通乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷12.2km/L×155円/L 127050円
オイル交換(5000km毎) 1回4000円×2回 8000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料(月額6000円) 月額6000円×12ヶ月 72000円
ローン完済後の年間維持費 280770円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額28600円×12ヶ月 343200円
ローン返済中の年間維持費 623970円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 55440円
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成26年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が青文字のものはJC08モード燃費、赤文字のものは10・15モード燃費に0.8を掛けたもの。
  • 車検時には上記の目安金額55,440円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると23,398円(完済前は51,998円)になります。口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、ついつい維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

カタログスペックから見えてくる要素

いろいろな数値
ホイールベーストレッド比 1.84
平均ピストンスピード 17.2m/s
パワーウェイトレシオ 8.00kg/ps
トルクウェイトレシオ 63.3kg/kgm
1馬力あたりのお値段 13413円
排気量1Lあたりの馬力 77.6ps/L
排気量1Lあたりのトルク 9.8kgm/L
1気筒あたりの馬力 38.8ps
1気筒あたりのトルク 4.9kgm
各回転域での馬力・トルク
4000回転時の馬力 109.8ps
6000回転時のトルク 18.5kgm
各種ランキング
セダンのP/WレシオTOP100
1.8~2.0L以下のP/WレシオTOP100(NA)
平均ピストンスピードが速い車 TOP100

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比1.84になります。あらゆる要素を無視して1.70を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。

まずおさらいとして搭載している1AZ型1998cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは6000回転時に最高出力155馬力を、4000回転時に最大トルク19.6kgmを発生します。
これを踏まえると車両重量1240kgを最高出力155馬力で割ったパワーウェイトレシオ8.00kg/ps、最大トルク19.6kgmで割ったトルクウェイトレシオは63.3kg/kgmになります。

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が2079000円、最高出力が155馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は13413円、逆に1万円あたりでは馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は106071円、1万円あたりではkgmとなります。 最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は77.6ps/L、トルクは9.8kgm/L、1気筒あたりの馬力は38.8馬力、トルクは4.9kgmとなり、このエンジンが155馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは17.2m/sです。
ちなみに、ストローク量が86.0mmである1AZ型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6980回転です。 設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
●人間様の占有スペース
人間様の占有スペース
室内長×幅×高 3.28m3
1人あたりのスペース 約0.7m3
室内長/全長 43.3%
室内幅/全幅 82.3%
室内高/全高 81.0%
室内容積/車両体積 28.8%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.28m3です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.7m3のスペースが割り当てられることになります。 続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は43.3%、同じく室内幅と全幅の比率は82.3%、同じく室内高と全高の比率は81.0%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は28.8%でした。

●車中泊の可能性
車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.60m
期待される荷室の幅 1.29m
対角線の長さ 2.06m
期待される荷室の面積 2.06m²

ここでは全長の35%を”期待される荷室の長さ”、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを”期待される荷室の幅”とし、それらを掛け合わせて”期待される荷室の面積”、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として”対角線の長さ”も計算してみました。

縦方向の長さが1.60m(対角線では2.06m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

いつ何時、何がどうなって車中泊をする必要に迫られるか分かりませんから、常日頃から車中泊に向けた準備(簡易ベッド作製キットとかエアマットとか12Vを100Vに変換するアレとか)だけはしておくと、いざというとき役に立ちます。そうしたいのは山々なれど、どうしてもリヤシートの具合が悪くて車中泊仕様にするのが不可能に思われるなら、一か八か後部座席を撤去して広大な荷室(従来比)をひとしきり堪能した後、2名乗車で登録すれば押しも押されもせぬ快適車中泊仕様の車に生まれ変わります。

●燃料タンクと燃費と航続距離と
燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 15.2km/L
燃料タンク容量 60L
航続距離(カタログ燃費) 912.0km
航続距離(80%燃費) 732.0km
満タンプライス 9300円
1万円でどこまで行ける? 980.6km

燃料タンクの容量が60リットル、10・15モード燃費が15.2km/Lなので、燃料が空になるまで走ったときの航続距離は912.0kmになります。参考までに、きちんと定期メンテナンス(オイル交換、タイヤ空気圧の管理など)をしている状態で実際に走行したときの燃費をカタログ燃費の90%(13.7km/L)なら822.0km、80%(12.2km/L)だと732.0km、70%(10.6km/L)になると636.0kmという走行距離になります。

ついでに燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を出してみます。レギュラーガソリンが1リットル155円とすると60リットルの給油で9,300円、上で計算した航続距離を踏まえると912.0km(80%燃費時732.0km)を走行するのに9,300円かかる計算です。さらについでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみると、カタログ通りの燃費で走行できれば980.6km(往復なら片道490.3km)、カタログ値の80%なら784.5km(片道392.3km)離れたところまで行くことができます。

ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6000rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6500回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ:6500rpm, タイヤサイズ:195/65R15, タイヤ直径:63.5cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6500rpm
での速度
時速100km
での回転数
タイヤの
最大駆動力
1速ギヤ 2.396 12.416 - - 62.7km/h 10370rpm 766.5kgm
2速ギヤ 0.428 2.218 0.179 1-2/1160rpm 350.8km/h 1850rpm 136.9kgm
ギヤの繋がりイメージ
AZT240型アリオンCVT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
    シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
    赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数4000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長(1.995m÷1000)km×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.182)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(19.6kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.182)÷タイヤの有効半径(0.3175m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速は2速ギヤの350.8kmとなります。 CVTは無段変速機というだけあって、ギヤ比を低速側の2.396から高速側の0.428の間で自由自在に可変できる変速機ですから、実際にはちょうどいい塩梅の妥当な回転数にて妥当な最高速に落ち着くものと思われます。

タイヤの最大駆動力にある数値はエンジンが4000回転で最大トルク19.6kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。この数値を大きくする方法はギヤ比を低く(加速力を重視・ローギヤード)する方法と、タイヤの直径を小さくする方法と、エンジンそのもののトルクを大きくする方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速を重視・ハイギヤード)したり、タイヤの直径を大きくしたり、エンジンをデチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば63.3kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(8.00kg/ps)に比べると数字のインパクトも大したことありません。 しかし上の表にあるとおりトルクはギヤを用いて減速させることでかなり大きくすることができます。1速ギヤに至っては実に最大トルクの39倍にもなり、なんだか良く分からないけど凄まじく大きくして取り出すことが可能です。

これを踏まえて、改めて車両重量(1240kg)を1速ギヤの最大駆動力(766.5kgm)で割ってみると1.62kg/kgmとなり、今度は逆にパワーウェイトレシオが霞んで見えるような数値が出てきます。ついでに最高出力が発生する回転数(6000rpm)でのトルク(18.5kgm)からTWRを算出すると1.71kg/kgmとなり、4000回転から6000回転の回転域では1.62kg/kgmから1.71kg/kgmの間で変化していくことが分かります。
●ある速度における各ギヤでの回転数
ギヤ 40km/h 60km/h 80km/h 100km/h 120km/h 140km/h 180km/h
1速ギヤ 4150 6220 8300 10370 12450 14520 18670
2速ギヤ 740 1110 1480 1850 2220 2590 3340
※赤い数字は暫定レブリミット(6500rpm)を上回るもの。
※CVTの場合はどのようにギヤ比を制御をしているのか想像も付かないので参考値です。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.428)を選択して時速100kmにて走行すると1850回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。
●ある回転数における各ギヤでの速度
ギヤ 1000rpm 2000rpm 3000rpm 4000rpm 5000rpm 6000rpm 7000rpm 8000rpm
1速ギヤ 9.6 19.3 28.9 38.6 48.2 57.8 67.5 77.1
2速ギヤ 54.0 107.9 161.9 215.9 269.9 323.8 377.8 431.8

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6500回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの195/65R15と互換可能な推奨タイヤサイズ

純正サイズのタイヤ幅を広くしたり狭くしたり、扁平率を上げたり下げたり、ホイールサイズを変更するとタイヤの直径(外径)が変わることでスピードメーターに誤差が生じます。ここでは純正タイヤを基準に各種要素を変化させることで、どのように誤差が生じるかを見ていきます。

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mm~+30mm扁平率を-10%~+10%まで変化させたときのスピードメータ誤差が+2%までを橙色-5%~0%の間を緑色それ以下のマイナス方向を水色に着色してみました。特に根拠はありませんが、水色の範囲は車検には通るけど誤差がイマイチ、緑色の範囲は誤差も程よく車検も安心、橙色の範囲は場合によっては車検に落第、という感じになろうかと思います。

純正タイヤ:195/65R15, タイヤ直径:63.5cm

-20mm
幅175mm
-10mm
幅185mm
変更なし
幅195mm
+10mm
幅205mm
+20mm
幅215mm
+30mm
幅225mm
15


-10%
55偏平
175/55R15
36.2(-9.6%)
185/55R15
36.8(-7.9%)
195/55R15
37.5(-6.1%)
205/55R15
38.2(-4.4%)
215/55R15
38.9(-2.7%)
225/55R15
39.6(-0.9%)
-5%
60偏平
175/60R15
37.3(-6.9%)
185/60R15
38.0(-5.0%)
195/60R15
38.8(-3.1%)
205/60R15
39.5(-1.2%)
215/60R15
40.3(0.7%)
225/60R15
41.0(2.6%)
変更なし
65偏平
175/65R15
38.4(-4.1%)
185/65R15
39.2(-2.0%)
195/65R15
40.0
205/65R15
40.8(2.0%)
215/65R15
41.6(4.1%)
225/65R15
42.5(6.1%)
+5%
70偏平
175/70R15
39.5(-1.3%)
185/70R15
40.3(0.9%)
195/70R15
41.2(3.1%)
205/70R15
42.1(5.3%)
215/70R15
43.0(7.5%)
225/70R15
43.9(9.7%)
+10%
75偏平
175/75R15
40.6(1.4%)
185/75R15
41.5(3.8%)
195/75R15
42.5(6.1%)
205/75R15
43.4(8.5%)
215/75R15
44.3(10.9%)
225/75R15
45.3(13.2%)
ホイールサイズを変更せず15インチのまま、石橋を叩いて叩いて、選択肢を減らしてでも安全策を取って-3.0%~0.0%の範囲に収まるタイヤと交換するのであれば、175/70R15185/65R15195/60R15205/60R15215/55R15225/55R15あたりのタイヤをチョイスすると幸せになれそうです。(※タイヤ直径の変化による誤差のみを基準とした場合)

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