三菱:GTO (1st,3.0L-TT,4WD/6MT,Z15A型) Twin-Turbo MR


 画像は三菱自動車より引用
 http://www.mitsubishi-motors.co.jp/

三菱自動車の4人乗りクーペ、Z15A型の初代GTOは1990/10から生産が開始され、2000/09に生産(または販売)を終えました。ここでは1998/08モデルにあるTwin-Turbo MRというグレードのデータを基に解説してみます。

ボディサイズが全長4600×全幅1840×全高1285mm、排気量は2972ccであることから、大雑把に分類すると3リットルクラス(3000cc、3リッターカー、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。

車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆるAWD方式(All Wheel Drive・Four Wheel Drive)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

初代GTOの類似グレード

三菱:GTO
(1st,3.0L-TT,4WD/6MT,Z15A型) Twin-Turbo MRのスペックあれこれ

主要諸元

メーカー MITSUBISHI
車名&
グレード
GTO
Twin-Turbo MR
類似グレード -
お値段 3979000円
車両型式 GF-Z15A
駆動方式&
変速機
4WD(AWD,四輪駆動)&
6MT(6速MT,6段MT,6速マニュアル)
ドア数&定員 3ドア, 4人
ボディサイズ 長:4600×幅:1840×高:1285mm
室内寸法 長:1570×幅:1510×高:1070mm
軸距&輪距 2470mm, 1560mm/1580mm
最小回転半径 5.9m
装着タイヤ 前:245/40R18, 後:245/40R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1670kg

エンジン諸元

原動機型式 6G72
気筒配列 V型6気筒
排気量 2972cc
圧縮比 8.0
吸気方式 ツインターボ
最高出力 280ps(206kW 276hp)/6000rpm
最大トルク 43.5kgm(426.3Nm)/2500rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費 8.0km/L 18.8mpg
100km燃費 12.5L/100km
※V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。
※6G72型エンジンを搭載する車種の一覧

Twin-Turbo MR(3.0L, 4WD, 6MT)の得点

恣意的な配点による諸項目の評価・改(2012/11) 調整中・順位激変中
評価項目1 実車の数値 得点 評価項目2 実車の数値 得点
エンジンの種類と気筒数 V型6気筒 6.0 リッター換算馬力 94.2ps/L 5.9
排気量 2972cc 5.0 リッター換算トルク 14.6kgm/L 6.6
最高出力(馬力) 280ps 3.5 馬力単価 14211円 6.9
最大トルク(kgm) 43.5kgm 5.4 室内の体積 2.54m3 2.5
燃料消費率(燃費) 6.4km/L 1.6 室内の比率 23.3% 4.7
車両重量 1670kg 4.7 駆動方式・吸気方式・多段T/Mによる加点 0.5
パワーウェイトレシオ 5.96kg/ps 7.7 総合得点 69.2
トルクウェイトレシオ 38.4kg/kgm 8.2
獲得点数・総合ランキング三菱編3.0L以下(ターボ編)クーペ編
  • 10・15燃費とJC08燃費を同じ土俵で比較したかったので、10・15燃費の数値になんとなく0.8を掛けてあります。


税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(56100円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(21600円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額7000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1998/08モデルのGTOを16年落ちの中古で43.8万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • GTOの中古車を『カーセンサーnet』で検索!
  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    GTOの1998/08モデルの場合、2014年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である39.8万円に諸経費として4万円を足した43.8万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 保険スクエアbang!では最大20社より自動車保険料の比較・検討が可能です。
●1998年式を16年落ちの中古で買った場合の年間維持費
名目 区分 金額
自動車税(1年分) 3000cc以下 13年経過で増税 56100
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13~18年未満 21600円
自賠責保険料(1年分) 普通乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷6.4km/L×175円/L 273440円
オイル交換(5000km毎) 1回6000円×2回 12000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本17000円×4本÷5年 13600円
任意保険料(月額7000円) 月額7000円×12ヶ月 84000円
ローン完済後の年間維持費 474660円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額36480円×12ヶ月 437760円
ローン返済中の年間維持費 912420円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 74040円
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成26年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が青文字のものはJC08モード燃費、赤文字のものは10・15モード燃費に0.8を掛けたもの。
  • 車検時には上記の目安金額74,040円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
年間の維持費が60万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3~4万円、年間では36~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。この車の場合は月単位で換算すると39,555円(完済前は76,035円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも憧れちゃいます。

カタログスペックから見えてくる要素

いろいろな数値
ホイールベーストレッド比 1.57
平均ピストンスピード 15.2m/s
パワーウェイトレシオ 5.96kg/ps
トルクウェイトレシオ 38.4kg/kgm
1馬力あたりのお値段 14211円
排気量1Lあたりの馬力 94.2ps/L
排気量1Lあたりのトルク 14.6kgm/L
1気筒あたりの馬力 46.7ps
1気筒あたりのトルク 7.2kgm
各回転域での馬力・トルク
2500回転時の馬力 152.2ps
6000回転時のトルク 33.3kgm
各種ランキング
クーペのP/WレシオTOP100
2.5~3.0L以下のP/WレシオTOP100(ターボ)
平均ピストンスピードが速い車 TOP100

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比1.57になります。あらゆる要素を無視して1.70を基準にざっくりと分類すると、真っ直ぐ進むよりも小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。

まずおさらいとして搭載している6G72型2972cc、V型6気筒のツインターボエンジンは6000回転時に最高出力280馬力を、2500回転時に最大トルク43.5kgmを発生します。
これを踏まえると車両重量1670kgを最高出力280馬力で割ったパワーウェイトレシオ5.96kg/ps、最大トルク43.5kgmで割ったトルクウェイトレシオは38.4kg/kgmになります。

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3979000円、最高出力が280馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は14211円、逆に1万円あたりでは0.70馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は91471円、1万円あたりでは0.11kgmとなります。 最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は94.2ps/L、トルクは14.6kgm/L、1気筒あたりの馬力は46.7馬力、トルクは7.2kgmとなり、このエンジンが280馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.2m/sです。
ちなみに、ストローク量が76.0mmである6G72型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7890回転です。 設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
●人間様の占有スペース
人間様の占有スペース
室内長×幅×高 2.54m3
1人あたりのスペース 約0.6m3
室内長/全長 34.1%
室内幅/全幅 82.1%
室内高/全高 83.3%
室内容積/車両体積 23.3%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は2.54m3です。この車の乗車定員は4人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.6m3のスペースが割り当てられることになります。 続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は34.1%、同じく室内幅と全幅の比率は82.1%、同じく室内高と全高の比率は83.3%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は23.3%でした。

●車中泊の可能性
車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.61m
期待される荷室の幅 1.41m
対角線の長さ 2.14m
期待される荷室の面積 2.27m²

ここでは全長の35%を”期待される荷室の長さ”、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを”期待される荷室の幅”とし、それらを掛け合わせて”期待される荷室の面積”、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として”対角線の長さ”も計算してみました。

縦方向の長さが1.61m(対角線では2.14m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

いつ何時、何がどうなって車中泊をする必要に迫られるか分かりませんから、常日頃から車中泊に向けた準備(簡易ベッド作製キットとかエアマットとか12Vを100Vに変換するアレとか)だけはしておくと、いざというとき役に立ちます。そうしたいのは山々なれど、どうしてもリヤシートの具合が悪くて車中泊仕様にするのが不可能に思われるなら、一か八か後部座席を撤去して広大な荷室(従来比)をひとしきり堪能した後、2名乗車で登録すれば押しも押されもせぬ快適車中泊仕様の車に生まれ変わります。

●燃料タンクと燃費と航続距離と
燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 8.0km/L
燃料タンク容量 75L
航続距離(カタログ燃費) 600.0km
航続距離(80%燃費) 480.0km
満タンプライス 13125円
1万円でどこまで行ける? 457.1km

燃料タンクの容量が75リットル、10・15モード燃費が8.0km/Lなので、燃料が空になるまで走ったときの航続距離は600.0kmになります。参考までに、きちんと定期メンテナンス(オイル交換、タイヤ空気圧の管理など)をしている状態で実際に走行したときの燃費をカタログ燃費の90%(7.2km/L)なら540.0km、80%(6.4km/L)だと480.0km、70%(5.6km/L)になると420.0kmという走行距離になります。

ついでに燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を出してみます。ハイオクガソリンが1リットル175円とすると75リットルの給油で13,125円、上で計算した航続距離を踏まえると600.0km(80%燃費時480.0km)を走行するのに13,125円かかる計算です。さらについでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみると、カタログ通りの燃費で走行できれば457.1km(往復なら片道228.6km)、カタログ値の80%なら365.7km(片道182.9km)離れたところまで行くことができます。

ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6000rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6500回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ:6500rpm, タイヤサイズ:245/40R18, タイヤ直径:65.3cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6500rpm
での速度
時速100km
での回転数
タイヤの
最大駆動力
1速ギヤ 3.266 13.570 - - 58.9km/h 11030rpm 1808.0kgm
2速ギヤ 1.904 7.911 0.583 1-2/3790rpm 101.1km/h 6430rpm 1054.0kgm
3速ギヤ 1.241 5.156 0.652 2-3/4240rpm 155.1km/h 4190rpm 687.0kgm
4速ギヤ 0.918 3.814 0.740 3-4/4810rpm 209.7km/h 3100rpm 508.2kgm
5速ギヤ 0.733 3.046 0.798 4-5/5190rpm 262.6km/h 2470rpm 405.8kgm
6速ギヤ 0.589 2.447 0.804 5-6/5230rpm 326.8km/h 1990rpm 326.1kgm
ファイナル 4.155
ギヤの繋がりイメージ
Z15A型GTO6MT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
    シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
    赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数2500rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長(2.051m÷1000)km×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.155)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(43.5kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.155)÷タイヤの有効半径(0.3265m)で算出。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速は6速ギヤの326.8kmとなります。 この速度は空気抵抗とかパワーが足りないとかスピードリミッターなどのネガティブ要素を何もかも無視して、単にギヤ比とエンジンの回転数、タイヤサイズだけで考えると到達できる、というものです。

タイヤの最大駆動力にある数値はエンジンが2500回転で最大トルク43.5kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。この数値を大きくする方法はギヤ比を低く(加速力を重視・ローギヤード)する方法と、タイヤの直径を小さくする方法と、エンジンそのもののトルクを大きくする方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速を重視・ハイギヤード)したり、タイヤの直径を大きくしたり、エンジンをデチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば38.4kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(5.96kg/ps)に比べると数字のインパクトも大したことありません。 しかし上の表にあるとおりトルクはギヤを用いて減速させることでかなり大きくすることができます。1速ギヤに至っては実に最大トルクの42倍にもなり、なんだか良く分からないけど凄まじく大きくして取り出すことが可能です。

これを踏まえて、改めて車両重量(1670kg)を1速ギヤの最大駆動力(1808.0kgm)で割ってみると0.92kg/kgmとなり、今度は逆にパワーウェイトレシオが霞んで見えるような数値が出てきます。ついでに最高出力が発生する回転数(6000rpm)でのトルク(33.4kgm)からTWRを算出すると1.20kg/kgmとなり、2500回転から6000回転の回転域では0.92kg/kgmから1.20kg/kgmの間で変化していくことが分かります。
●ある速度における各ギヤでの回転数
ギヤ 40km/h 60km/h 80km/h 100km/h 120km/h 140km/h 180km/h
1速ギヤ 4410 6620 8820 11030 13230 15440 19850
2速ギヤ 2570 3860 5140 6430 7710 9000 11570
3速ギヤ 1680 2510 3350 4190 5030 5870 7540
4速ギヤ 1240 1860 2480 3100 3720 4340 5580
5速ギヤ 990 1480 1980 2470 2970 3460 4450
6速ギヤ 800 1190 1590 1990 2390 2780 3580
※赤い数字は暫定レブリミット(6500rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.589)を選択して時速100kmにて走行すると1990回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。
●ある回転数における各ギヤでの速度
ギヤ 1000rpm 2000rpm 3000rpm 4000rpm 5000rpm 6000rpm 7000rpm 8000rpm
1速ギヤ 9.1 18.1 27.2 36.3 45.3 54.4 63.5 72.5
2速ギヤ 15.6 31.1 46.7 62.2 77.8 93.3 108.9 124.4
3速ギヤ 23.9 47.7 71.6 95.5 119.3 143.2 167.1 190.9
4速ギヤ 32.3 64.5 96.8 129.1 161.3 193.6 225.8 258.1
5速ギヤ 40.4 80.8 121.2 161.6 202.0 242.4 282.8 323.2
6速ギヤ 50.3 100.6 150.9 201.1 251.4 301.7 352.0 402.3

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6500回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの245/40R18と互換可能な推奨タイヤサイズ

純正サイズのタイヤ幅を広くしたり狭くしたり、扁平率を上げたり下げたり、ホイールサイズを変更するとタイヤの直径(外径)が変わることでスピードメーターに誤差が生じます。ここでは純正タイヤを基準に各種要素を変化させることで、どのように誤差が生じるかを見ていきます。

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mm~+30mm扁平率を-10%~+10%まで変化させたときのスピードメータ誤差が+2%までを橙色-5%~0%の間を緑色それ以下のマイナス方向を水色に着色してみました。特に根拠はありませんが、水色の範囲は車検には通るけど誤差がイマイチ、緑色の範囲は誤差も程よく車検も安心、橙色の範囲は場合によっては車検に落第、という感じになろうかと思います。

純正タイヤ:245/40R18, タイヤ直径:65.3cm

-20mm
幅225mm
-10mm
幅235mm
変更なし
幅245mm
+10mm
幅255mm
+20mm
幅265mm
+30mm
幅275mm
18


-10%
30偏平
225/30R18
36.3(-9.3%)
235/30R18
36.6(-8.4%)
245/30R18
37.0(-7.5%)
255/30R18
37.4(-6.6%)
265/30R18
37.7(-5.7%)
275/30R18
38.1(-4.7%)
-5%
35偏平
225/35R18
37.6(-5.9%)
235/35R18
38.1(-4.8%)
245/35R18
38.5(-3.8%)
255/35R18
38.9(-2.7%)
265/35R18
39.4(-1.6%)
275/35R18
39.8(-0.5%)
変更なし
40偏平
225/40R18
39.0(-2.4%)
235/40R18
39.5(-1.2%)
245/40R18
40.0
255/40R18
40.5(1.2%)
265/40R18
41.0(2.4%)
275/40R18
41.5(3.7%)
+5%
45偏平
225/45R18
40.4(1.0%)
235/45R18
40.9(2.4%)
245/45R18
41.5(3.8%)
255/45R18
42.1(5.1%)
265/45R18
42.6(6.5%)
275/45R18
43.2(7.9%)
+10%
50偏平
225/50R18
41.8(4.4%)
235/50R18
42.4(6.0%)
245/50R18
43.0(7.5%)
255/50R18
43.6(9.0%)
265/50R18
44.2(10.6%)
275/50R18
44.8(12.1%)
ホイールサイズを変更せず18インチのまま、石橋を叩いて叩いて、選択肢を減らしてでも安全策を取って-3.0%~0.0%の範囲に収まるタイヤと交換するのであれば、225/40R18235/40R18255/35R18265/35R18275/35R18あたりのタイヤをチョイスすると幸せになれそうです。(※タイヤ直径の変化による誤差のみを基準とした場合)

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