ホンダ:シビック フェリオ (3rd,1.7L-NA,FF/CVT,ES3型) RS


 画像は本田技研工業より引用
 http://www.honda.co.jp/

本田技研工業の5人乗りセダン、ES3型の3代目シビック フェリオは2000/09から生産が開始され、2005/09に生産(または販売)を終えました。ここでは2002/10モデルにあるRSというグレードのデータを基に解説してみます。

ボディサイズが全長4435×全幅1695×全高1440mm、排気量は1668ccであることから、大雑把に分類すると1.7リットルクラス(1700cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。

エンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、いわゆるFF方式(フロントエンジン-フロントドライブ)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

3代目シビック フェリオの類似グレード

ホンダ:シビック フェリオ
(3rd,1.7L-NA,FF/CVT,ES3型) RSのスペックあれこれ

主要諸元

メーカー HONDA
車名&
グレード
シビック フェリオ
RS
類似グレード X スペシャルエディション, XL, スタイルエディション
お値段 1698000円
車両型式 LA-ES3
駆動方式&
変速機
FF(FWD,2WD,前輪駆動)&
CVT(無段変速機,連続可変T/M)
ドア数&定員 4ドア, 5人
ボディサイズ 長:4435×幅:1695×高:1440mm
室内寸法 長:1865×幅:1380×高:1170mm
軸距&輪距 2620mm, 1470mm/1465mm
最小回転半径 5.4m
装着タイヤ 前:195/60R15, 後:195/60R15
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ソリッドディスク
車両重量 1150kg

エンジン諸元

原動機型式 D17A
気筒配列 直列4気筒
排気量 1668cc
圧縮比 9.9
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 130ps(96kW 128hp)/6300rpm
最大トルク 15.8kgm(154.8Nm)/4800rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
10・15燃費 17.4km/L 40.9mpg
100km燃費 5.7L/100km
※直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
※D17A型エンジンを搭載する車種の一覧

RS(1.7L, FF, CVT)の得点

恣意的な配点による諸項目の評価・改(2012/11) 調整中・順位激変中
評価項目1 実車の数値 得点 評価項目2 実車の数値 得点
エンジンの種類と気筒数 直列4気筒 4.0 リッター換算馬力 77.9ps/L 6.5
排気量 1668cc 2.8 リッター換算トルク 9.5kgm/L 7.9
最高出力(馬力) 130ps 1.6 馬力単価 13062円 7.5
最大トルク(kgm) 15.8kgm 2.0 室内の体積 3.01m3 3.0
燃料消費率(燃費) 13.9km/L 3.5 室内の比率 27.8% 5.6
車両重量 1150kg 7.2 駆動方式・吸気方式・多段T/Mによる加点 0.0
パワーウェイトレシオ 8.85kg/ps 5.8 総合得点 62.1
トルクウェイトレシオ 72.8kg/kgm 4.7
獲得点数・総合ランキングホンダ編2.0L以下(NA編)セダン編
  • 10・15燃費とJC08燃費を同じ土俵で比較したかったので、10・15燃費の数値になんとなく0.8を掛けてあります。


税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(39500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(12300円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額6000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2002/10モデルのシビック フェリオを12年落ちの中古で28.1万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • シビック フェリオの中古車を『カーセンサーnet』で検索!
  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    シビック フェリオの2002/10モデルの場合、2014年現在では12年が経過しているため、新車価格の15%である25.5万円に諸経費として2.6万円を足した28.1万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 保険スクエアbang!では最大20社より自動車保険料の比較・検討が可能です。
●2002年式を12年落ちの中古で買った場合の年間維持費
名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 13年未満 39500円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 13年未満 12300
自賠責保険料(1年分) 普通乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷13.9km/L×155円/L 111510円
オイル交換(5000km毎) 1回4000円×2回 8000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料(月額6000円) 月額6000円×12ヶ月 72000円
ローン完済後の年間維持費 265230円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額23380円×12ヶ月 280560円
ローン返済中の年間維持費 545790円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 55440円
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成26年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が青文字のものはJC08モード燃費、赤文字のものは10・15モード燃費に0.8を掛けたもの。
  • 車検時には上記の目安金額55,440円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると22,103円(完済前は45,483円)になります。口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、ついつい維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

カタログスペックから見えてくる要素

いろいろな数値
ホイールベーストレッド比 1.79
平均ピストンスピード 19.8m/s
パワーウェイトレシオ 8.85kg/ps
トルクウェイトレシオ 72.8kg/kgm
1馬力あたりのお値段 13062円
排気量1Lあたりの馬力 77.9ps/L
排気量1Lあたりのトルク 9.5kgm/L
1気筒あたりの馬力 32.5ps
1気筒あたりのトルク 4.0kgm
各回転域での馬力・トルク
4800回転時の馬力 106.2ps
6300回転時のトルク 14.7kgm
各種ランキング
セダンのP/WレシオTOP100
1.6~1.8L以下のP/WレシオTOP100
平均ピストンスピードが速い車 TOP100

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比1.79になります。あらゆる要素を無視して1.70を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。

まずおさらいとして搭載しているD17A型1668cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは6300回転時に最高出力130馬力を、4800回転時に最大トルク15.8kgmを発生します。
これを踏まえると車両重量1150kgを最高出力130馬力で割ったパワーウェイトレシオ8.85kg/ps、最大トルク15.8kgmで割ったトルクウェイトレシオは72.8kg/kgmになります。

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が1698000円、最高出力が130馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は13062円、逆に1万円あたりでは馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は107468円、1万円あたりではkgmとなります。 最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は77.9ps/L、トルクは9.5kgm/L、1気筒あたりの馬力は32.5馬力、トルクは4.0kgmとなり、このエンジンが130馬力を6300回転で発生させているときの平均ピストンスピードは19.8m/sです。
ちなみに、ストローク量が94.4mmであるD17A型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6360回転です。 設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
●人間様の占有スペース
人間様の占有スペース
室内長×幅×高 3.01m3
1人あたりのスペース 約0.6m3
室内長/全長 42.1%
室内幅/全幅 81.4%
室内高/全高 81.2%
室内容積/車両体積 27.8%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.01m3です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.6m3のスペースが割り当てられることになります。 続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は42.1%、同じく室内幅と全幅の比率は81.4%、同じく室内高と全高の比率は81.2%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は27.8%でした。

●車中泊の可能性
車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.55m
期待される荷室の幅 1.28m
対角線の長さ 2.01m
期待される荷室の面積 1.98m²

ここでは全長の35%を”期待される荷室の長さ”、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを”期待される荷室の幅”とし、それらを掛け合わせて”期待される荷室の面積”、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として”対角線の長さ”も計算してみました。

縦方向の長さが1.55m(対角線では2.01m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

いつ何時、何がどうなって車中泊をする必要に迫られるか分かりませんから、常日頃から車中泊に向けた準備(簡易ベッド作製キットとかエアマットとか12Vを100Vに変換するアレとか)だけはしておくと、いざというとき役に立ちます。そうしたいのは山々なれど、どうしてもリヤシートの具合が悪くて車中泊仕様にするのが不可能に思われるなら、一か八か後部座席を撤去して広大な荷室(従来比)をひとしきり堪能した後、2名乗車で登録すれば押しも押されもせぬ快適車中泊仕様の車に生まれ変わります。

●燃料タンクと燃費と航続距離と
燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 17.4km/L
燃料タンク容量 50L
航続距離(カタログ燃費) 870.0km
航続距離(80%燃費) 695.0km
満タンプライス 7750円
1万円でどこまで行ける? 1122.6km

燃料タンクの容量が50リットル、10・15モード燃費が17.4km/Lなので、燃料が空になるまで走ったときの航続距離は870.0kmになります。参考までに、きちんと定期メンテナンス(オイル交換、タイヤ空気圧の管理など)をしている状態で実際に走行したときの燃費をカタログ燃費の90%(15.7km/L)なら785.0km、80%(13.9km/L)だと695.0km、70%(12.2km/L)になると610.0kmという走行距離になります。

ついでに燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を出してみます。レギュラーガソリンが1リットル155円とすると50リットルの給油で7,750円、上で計算した航続距離を踏まえると870.0km(80%燃費時695.0km)を走行するのに7,750円かかる計算です。さらについでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみると、カタログ通りの燃費で走行できれば1122.6km(往復なら片道561.3km)、カタログ値の80%なら898.1km(片道449.0km)離れたところまで行くことができます。

ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6300rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6800回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ:6800rpm, タイヤサイズ:195/60R15, タイヤ直径:61.5cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6800rpm
での速度
時速100km
での回転数
タイヤの
最大駆動力
1速ギヤ 2.466 15.681 - - 50.3km/h 13530rpm 805.7kgm
2速ギヤ 0.449 2.855 0.182 1-2/1240rpm 276.1km/h 2460rpm 146.7kgm
ギヤの繋がりイメージ
ES3型シビック フェリオCVT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
    シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
    赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数4800rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長(1.932m÷1000)km×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(6.359)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(15.8kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(6.359)÷タイヤの有効半径(0.3075m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速は2速ギヤの276.1kmとなります。 CVTは無段変速機というだけあって、ギヤ比を低速側の2.466から高速側の0.449の間で自由自在に可変できる変速機ですから、実際にはちょうどいい塩梅の妥当な回転数にて妥当な最高速に落ち着くものと思われます。

タイヤの最大駆動力にある数値はエンジンが4800回転で最大トルク15.8kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。この数値を大きくする方法はギヤ比を低く(加速力を重視・ローギヤード)する方法と、タイヤの直径を小さくする方法と、エンジンそのもののトルクを大きくする方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速を重視・ハイギヤード)したり、タイヤの直径を大きくしたり、エンジンをデチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば72.8kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(8.85kg/ps)に比べると数字のインパクトも大したことありません。 しかし上の表にあるとおりトルクはギヤを用いて減速させることでかなり大きくすることができます。1速ギヤに至っては実に最大トルクの51倍にもなり、なんだか良く分からないけど凄まじく大きくして取り出すことが可能です。

これを踏まえて、改めて車両重量(1150kg)を1速ギヤの最大駆動力(805.7kgm)で割ってみると1.43kg/kgmとなり、今度は逆にパワーウェイトレシオが霞んで見えるような数値が出てきます。ついでに最高出力が発生する回転数(6300rpm)でのトルク(14.8kgm)からTWRを算出すると1.52kg/kgmとなり、4800回転から6300回転の回転域では1.43kg/kgmから1.52kg/kgmの間で変化していくことが分かります。
●ある速度における各ギヤでの回転数
ギヤ 40km/h 60km/h 80km/h 100km/h 120km/h 140km/h 180km/h
1速ギヤ 5410 8120 10820 13530 16230 18940 24350
2速ギヤ 990 1480 1970 2460 2960 3450 4430
※赤い数字は暫定レブリミット(6800rpm)を上回るもの。
※CVTの場合はどのようにギヤ比を制御をしているのか想像も付かないので参考値です。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.449)を選択して時速100kmにて走行すると2460回転まで回ります。

一般的な自動車であれば時速100kmでの巡航回転数は2500回転付近に落ち着くようですが、その中でも若干低めの回転数となっています。標準的なギヤ比の範囲内ながらも加速よりも静粛性や燃費に重きを置いた設定なので、急な坂道や長く続く坂道では積極的にギヤを1段下げる操作が必要になるかもしれません。
●ある回転数における各ギヤでの速度
ギヤ 1000rpm 2000rpm 3000rpm 4000rpm 5000rpm 6000rpm 7000rpm 8000rpm
1速ギヤ 7.4 14.8 22.2 29.6 37.0 44.4 51.7 59.1
2速ギヤ 40.6 81.2 121.8 162.4 203.0 243.6 284.2 324.8

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6800回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの195/60R15と互換可能な推奨タイヤサイズ

純正サイズのタイヤ幅を広くしたり狭くしたり、扁平率を上げたり下げたり、ホイールサイズを変更するとタイヤの直径(外径)が変わることでスピードメーターに誤差が生じます。ここでは純正タイヤを基準に各種要素を変化させることで、どのように誤差が生じるかを見ていきます。

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mm~+30mm扁平率を-10%~+10%まで変化させたときのスピードメータ誤差が+2%までを橙色-5%~0%の間を緑色それ以下のマイナス方向を水色に着色してみました。特に根拠はありませんが、水色の範囲は車検には通るけど誤差がイマイチ、緑色の範囲は誤差も程よく車検も安心、橙色の範囲は場合によっては車検に落第、という感じになろうかと思います。

純正タイヤ:195/60R15, タイヤ直径:61.5cm

-20mm
幅175mm
-10mm
幅185mm
変更なし
幅195mm
+10mm
幅205mm
+20mm
幅215mm
+30mm
幅225mm
15


-10%
50偏平
175/50R15
36.2(-9.6%)
185/50R15
36.8(-8.0%)
195/50R15
37.5(-6.3%)
205/50R15
38.1(-4.7%)
215/50R15
38.8(-3.1%)
225/50R15
39.4(-1.5%)
-5%
55偏平
175/55R15
37.3(-6.7%)
185/55R15
38.0(-5.0%)
195/55R15
38.7(-3.2%)
205/55R15
39.4(-1.4%)
215/55R15
40.2(0.4%)
225/55R15
40.9(2.2%)
変更なし
60偏平
175/60R15
38.4(-3.9%)
185/60R15
39.2(-2.0%)
195/60R15
40.0
205/60R15
40.8(2.0%)
215/60R15
41.6(3.9%)
225/60R15
42.3(5.9%)
+5%
65偏平
175/65R15
39.6(-1.1%)
185/65R15
40.4(1.1%)
195/65R15
41.3(3.2%)
205/65R15
42.1(5.3%)
215/65R15
43.0(7.4%)
225/65R15
43.8(9.5%)
+10%
70偏平
175/70R15
40.7(1.8%)
185/70R15
41.6(4.1%)
195/70R15
42.5(6.3%)
205/70R15
43.4(8.6%)
215/70R15
44.4(10.9%)
225/70R15
45.3(13.2%)
ホイールサイズを変更せず15インチのまま、石橋を叩いて叩いて、選択肢を減らしてでも安全策を取って-3.0%~0.0%の範囲に収まるタイヤと交換するのであれば、175/65R15185/60R15205/55R15215/50R15225/50R15あたりのタイヤをチョイスすると幸せになれそうです。(※タイヤ直径の変化による誤差のみを基準とした場合)

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